急性大動脈解離に立ち向かう-解離ができたら一人前

急性大動脈解離手術は若手心臓血管外科医にとって目指すべき1つの目標である.各人は術者を勝ち取るために,それぞれの施設の手術を必死に覚え修練に励んでいる.他方,大動脈解離手術については標準化されていない部分も多く,意外と施設間でさまざまな違いがある.そこで今回,若手心臓血管外科医が自施設のやり方や自身の考え方について全国内での立ち位置を知るとともに,日常感じている疑問なども共有し,今後の大動脈解離診療に活用したいという思いからアンケートを実施したため,その結果を報告する....

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Published in日本心臓血管外科学会雑誌 Vol. 54; no. 4; pp. 4-U1 - 4-U6
Main Authors 松野 祐太朗, 吉川 侑希, 杭ノ瀬 慶彦, 濱田 雄一郎, 坂本 裕司, 井上 善紀, 衣笠 由祐, 檜垣 知秀, 廣瀬 聡一郎, 呉 晟名, 上野 匠海, 池田 千晶, 堀江 弘夢
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会 15.07.2025
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ISSN0285-1474
1883-4108
DOI10.4326/jjcvs.54.4-U1

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Summary:急性大動脈解離手術は若手心臓血管外科医にとって目指すべき1つの目標である.各人は術者を勝ち取るために,それぞれの施設の手術を必死に覚え修練に励んでいる.他方,大動脈解離手術については標準化されていない部分も多く,意外と施設間でさまざまな違いがある.そこで今回,若手心臓血管外科医が自施設のやり方や自身の考え方について全国内での立ち位置を知るとともに,日常感じている疑問なども共有し,今後の大動脈解離診療に活用したいという思いからアンケートを実施したため,その結果を報告する.
ISSN:0285-1474
1883-4108
DOI:10.4326/jjcvs.54.4-U1