早強ポルトランドセメントと高炉セメントB種を混合した1DAY PAVEの検討

早期交通開放型コンクリート舗装(1DAY PAVE)はコンクリートの養生期間を1日に短縮したコンクリート舗装である。しかしながら、通常のコンクリート舗装に比べて単位セメント量の多い配合であるため、セメント量の増加による環境負荷に対する影響が懸念される。本研究ではHCにBBを混合した1DAY PAVEの試験施工を行った。その結果、BBの混合率が50%までは交通開放の目安となる曲げ強度3.50N/mm2を材齢1日で得ることが可能であった。また、BBを混合することでCO2排出量が削減でき、BBの混合率が50%の場合、現行の1DAY PAVEに比べて1m3あたり20%程度CO2排出量の削減が可能であっ...

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Published inセメント・コンクリート論文集 Vol. 71; no. 1; pp. 308 - 314
Main Authors 新見, 龍男, 加藤, 弘義, 吉本, 慎吾, 本居, 貴利
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 セメント協会 2017
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ISSN0916-3182
2187-3313
DOI10.14250/cement.71.308

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Summary:早期交通開放型コンクリート舗装(1DAY PAVE)はコンクリートの養生期間を1日に短縮したコンクリート舗装である。しかしながら、通常のコンクリート舗装に比べて単位セメント量の多い配合であるため、セメント量の増加による環境負荷に対する影響が懸念される。本研究ではHCにBBを混合した1DAY PAVEの試験施工を行った。その結果、BBの混合率が50%までは交通開放の目安となる曲げ強度3.50N/mm2を材齢1日で得ることが可能であった。また、BBを混合することでCO2排出量が削減でき、BBの混合率が50%の場合、現行の1DAY PAVEに比べて1m3あたり20%程度CO2排出量の削減が可能であった。'
ISSN:0916-3182
2187-3313
DOI:10.14250/cement.71.308