若手の会だより 第65回生物物理若手の会夏の学校の試み

「私にとっての生物物理若手の会夏の学校」こんにちは. 第65回生物物理若手の会夏の学校 (以下夏学) で教頭を務めます, 水野陽介と申します. 皆様はこれまでに夏学に参加したことはありますか? 私にとっての夏学は, 1年に一度, 研究のモチベーションを最大限に引き出せる特別な場所です. 昨年は私と同じ分光解析に詳しい参加者がなんと偶然3人も参加していて, 分光あるある (白い服だと光が反射して測定が上手くいかない等) で盛り上がりました. 他にも, 飲み会部屋に突撃した結果「水野はアカデミアに残るに決まっている」と言われ, 博士号取得後の進路を勝手に決められたこともありました. 楽しそうに自分...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in生物物理 Vol. 65; no. 3; pp. 170 - 171
Main Author 水野 陽介
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本生物物理学会 2025
日本生物物理学会
Online AccessGet full text
ISSN0582-4052
1347-4219
DOI10.2142/biophys.65.170

Cover

More Information
Summary:「私にとっての生物物理若手の会夏の学校」こんにちは. 第65回生物物理若手の会夏の学校 (以下夏学) で教頭を務めます, 水野陽介と申します. 皆様はこれまでに夏学に参加したことはありますか? 私にとっての夏学は, 1年に一度, 研究のモチベーションを最大限に引き出せる特別な場所です. 昨年は私と同じ分光解析に詳しい参加者がなんと偶然3人も参加していて, 分光あるある (白い服だと光が反射して測定が上手くいかない等) で盛り上がりました. 他にも, 飲み会部屋に突撃した結果「水野はアカデミアに残るに決まっている」と言われ, 博士号取得後の進路を勝手に決められたこともありました. 楽しそうに自分の研究について語る人, 未来について熱く議論する仲間の活気に満ちた姿に刺激を受け, 「自分も頑張ろう」と元気をもらえる, そんな場になっています. 毎年初参加の人が半数を占める中, 私は学部4年生のときに初めて参加して以来, 4年連続で参加しています.
ISSN:0582-4052
1347-4219
DOI:10.2142/biophys.65.170