「2040年問題」とこれからの作業療法
医療・社会保障分野だけでなく,労働力人口の減少や教育現場などに大きな影響が予測される2040年まで,あと16年しかない.中央教育審議会が2018年に発表した「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」では,2040年に18歳人口が88万人まで減少するとしていたが,2023年の発表では82万人になると予測を修正しており,少子化のスピードが加速している.一方,高等教育機関への進学率は上昇を続け,2023年では84.0%(大学57.7%,専門学校21.9%,短大3.4%,高専4年次1.0%)となっており,多くの高校生が高等教育機関への進学を希望している....
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| Published in | 作業療法 Vol. 43; no. 5; p. 605 |
|---|---|
| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本作業療法士協会
15.10.2024
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| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0289-4920 2434-4419 |
| DOI | 10.32178/jotr.43.5_605 |
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| Summary: | 医療・社会保障分野だけでなく,労働力人口の減少や教育現場などに大きな影響が予測される2040年まで,あと16年しかない.中央教育審議会が2018年に発表した「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」では,2040年に18歳人口が88万人まで減少するとしていたが,2023年の発表では82万人になると予測を修正しており,少子化のスピードが加速している.一方,高等教育機関への進学率は上昇を続け,2023年では84.0%(大学57.7%,専門学校21.9%,短大3.4%,高専4年次1.0%)となっており,多くの高校生が高等教育機関への進学を希望している. |
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| ISSN: | 0289-4920 2434-4419 |
| DOI: | 10.32178/jotr.43.5_605 |