[特別発言]下顎再建をどう考えるか(原著)
下顎再建の適応は,下顎骨を切除した全ての症例に有る。その目的は下顎の形態的機能的改善により,人間の尊厳を取り戻し,究極的には全人格的回復に繋げる事である。ドナーに血管柄付き骨皮弁を用いる事は最適であり,その中で肩甲骨複合皮弁は骨皮弁・皮弁どうしの自由度が高く下顎と軟組織の同時再建に一番有用な選択肢である。最終的な機能回復に対してはインプラント義歯の装着が肝要である。...
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| Published in | 日本口腔腫瘍学会誌 Vol. 26; no. 3; pp. 54 - 56 |
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| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本口腔腫瘍学会
2014
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0915-5988 1884-4995 |
| DOI | 10.5843/jsot.26.54 |
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| Summary: | 下顎再建の適応は,下顎骨を切除した全ての症例に有る。その目的は下顎の形態的機能的改善により,人間の尊厳を取り戻し,究極的には全人格的回復に繋げる事である。ドナーに血管柄付き骨皮弁を用いる事は最適であり,その中で肩甲骨複合皮弁は骨皮弁・皮弁どうしの自由度が高く下顎と軟組織の同時再建に一番有用な選択肢である。最終的な機能回復に対してはインプラント義歯の装着が肝要である。 |
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| ISSN: | 0915-5988 1884-4995 |
| DOI: | 10.5843/jsot.26.54 |