障害認定基準および障害福祉データの今後のあり方に関する研究
1. 研究目的 本研究は,最新の医学的知見と各種要望等を踏まえた身体障害者認定基準の見直しの具体案を提言するとともに,障害福祉データの利活用を推進することを目的とし,「認定分科会」と「データ分科会」から構成される.「認定分科会」の4つの分担研究の目的は,①原発性免疫不全症候群(以下,PID),②1型糖尿病,③失語症について,生活機能制限と医学的指標の関係を明らかにすること,および④排泄障害の対象疾患の確認であった.「データ分科会」では,障害者数に関する2研究,障害行政データの活用に関する1研究,「生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)」(以下,23年調査,28年調査)に...
Saved in:
Published in | 医療情報学 Vol. 41; no. 2; pp. 74 - 75 |
---|---|
Main Authors | , , , , , , , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本医療情報学会
23.06.2021
|
Online Access | Get full text |
ISSN | 0289-8055 2188-8469 |
DOI | 10.14948/jami.41.74 |
Cover
Summary: | 1. 研究目的 本研究は,最新の医学的知見と各種要望等を踏まえた身体障害者認定基準の見直しの具体案を提言するとともに,障害福祉データの利活用を推進することを目的とし,「認定分科会」と「データ分科会」から構成される.「認定分科会」の4つの分担研究の目的は,①原発性免疫不全症候群(以下,PID),②1型糖尿病,③失語症について,生活機能制限と医学的指標の関係を明らかにすること,および④排泄障害の対象疾患の確認であった.「データ分科会」では,障害者数に関する2研究,障害行政データの活用に関する1研究,「生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)」(以下,23年調査,28年調査)に関する4研究の合計7つの分担研究を行った. |
---|---|
ISSN: | 0289-8055 2188-8469 |
DOI: | 10.14948/jami.41.74 |