下顎歯肉癌取扱い指針 ワーキング・グループ案 (第1版)
「1. はじめに」日本口腔腫瘍学会においては, 2002年から学術委員会に「口腔癌取り扱い指針」ワーキング・グループを立ち上げて, その作成作業を開始してきました. 最初は, 舌癌を取り上げて, 2005年1月に「舌癌取り扱い指針」ワーキング・グループ案を, 学会ホームページ上と日本口腔腫瘍学会誌17巻1号に発表しました. 今回は, 第2弾として下顎歯肉癌を取り上げました. これは, もう一つのワーキング・グループである「口腔癌治療ガイドライン」ワーキング・グループが, 2005年1月に発表した「口腔癌治療ガイドライン―下顎歯肉癌―」ワーキング・グループ案の裏づけとなるべく作業を進めてきました...
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| Published in | 日本口腔腫瘍学会誌 Vol. 19; no. 2; pp. 37 - 124 |
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| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本口腔腫瘍学会
15.06.2007
日本口腔腫瘍学会 |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0915-5988 1884-4995 |
| DOI | 10.5843/jsot.19.37 |
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| Summary: | 「1. はじめに」日本口腔腫瘍学会においては, 2002年から学術委員会に「口腔癌取り扱い指針」ワーキング・グループを立ち上げて, その作成作業を開始してきました. 最初は, 舌癌を取り上げて, 2005年1月に「舌癌取り扱い指針」ワーキング・グループ案を, 学会ホームページ上と日本口腔腫瘍学会誌17巻1号に発表しました. 今回は, 第2弾として下顎歯肉癌を取り上げました. これは, もう一つのワーキング・グループである「口腔癌治療ガイドライン」ワーキング・グループが, 2005年1月に発表した「口腔癌治療ガイドライン―下顎歯肉癌―」ワーキング・グループ案の裏づけとなるべく作業を進めてきました. 下顎歯肉癌においては, 骨浸潤の評価が最重要課題であることは論を待たないと思います. 画像診断, 病理組織診断について, 委員の施設を中心に症例を収集して議論を重ねた後の知見をとくに詳述いたしました. さらに症例の集積による検討が必要であると考えます. 各位からの建設的ご意見をお願いいたします. 今後も, さらに上顎歯肉癌, 口蓋癌, 頬粘膜癌, 口底癌についても作業を進めて, 最終的にすべてをまとめて「口腔癌取り扱い指針」とする予定であります. 引き続き各位のご理解とご協力をお願い申し上げます. |
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| ISSN: | 0915-5988 1884-4995 |
| DOI: | 10.5843/jsot.19.37 |