理工学教育に関わる教員に必要な能力開発プログラムの構築

芝浦工業大学・教育イノベーション推進センターは、2016年に「理工学教育共同利用拠点」として認定され、理工学教育に関わる教員に必要な能力開発プログラムを3つの領域(教育能力、研究能力、マネジメント能力)で構築・実施してきた。この拠点では、2010年度から順次、開発・実施した新任教員向けの4つのプログラムを核にして、年間30程度のプログラムを実施し、年間300名程度の参加者を集めている。2020年度以降は、多くのプログラムがオンラインで実施するプログラムに移行し、2024年度からは第3期の拠点認定に至っている。この報告では、拠点認定以前に実施したプログラムの意義と実施状況、2023年度までに構築...

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Published in高等教育開発 Vol. 4; pp. 11 - 16
Main Authors 榊原, 暢久, 奥田, 宏志, 恒安, 眞佐
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本高等教育開発協会 31.03.2025
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ISSN2436-9918
DOI10.57294/jaed.4.0_11

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Summary:芝浦工業大学・教育イノベーション推進センターは、2016年に「理工学教育共同利用拠点」として認定され、理工学教育に関わる教員に必要な能力開発プログラムを3つの領域(教育能力、研究能力、マネジメント能力)で構築・実施してきた。この拠点では、2010年度から順次、開発・実施した新任教員向けの4つのプログラムを核にして、年間30程度のプログラムを実施し、年間300名程度の参加者を集めている。2020年度以降は、多くのプログラムがオンラインで実施するプログラムに移行し、2024年度からは第3期の拠点認定に至っている。この報告では、拠点認定以前に実施したプログラムの意義と実施状況、2023年度までに構築・実施したプログラムの全容と実施状況、参加者数の推移と多くのプログラムに参加された方々からの反応から見る成果、理工学教育に資する拠点と表明している理由と今後の課題について報告する。
ISSN:2436-9918
DOI:10.57294/jaed.4.0_11