1 医療的視点から見たテレワーク定着化のための課題
新型コロナウイルス感染症の対処策として急速にテレワークが導入された。テレワークの普及を医学的観点から見た時、最大の問題点は労働者に与える健康影響が未知であることである。最近論文が続々発表されているが①コロナ禍の影響とテレワーク固有の影響の区別の困難さ、②日本固有の影響がみられること、③ほとんどが横断的研究であることなどの問題点を抱えている。それでも少しずつ産業保健的管理方法は進歩してきている。...
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Published in | 産業保健法学会誌 Vol. 1; no. 2; pp. 3 - 9 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本産業保健法学会
26.12.2022
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 2758-2566 2758-2574 |
DOI | 10.57523/jaohl.1.2_3 |
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Summary: | 新型コロナウイルス感染症の対処策として急速にテレワークが導入された。テレワークの普及を医学的観点から見た時、最大の問題点は労働者に与える健康影響が未知であることである。最近論文が続々発表されているが①コロナ禍の影響とテレワーク固有の影響の区別の困難さ、②日本固有の影響がみられること、③ほとんどが横断的研究であることなどの問題点を抱えている。それでも少しずつ産業保健的管理方法は進歩してきている。 |
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ISSN: | 2758-2566 2758-2574 |
DOI: | 10.57523/jaohl.1.2_3 |