愛知県豊田市における詳細土地被覆情報の取得と熱環境解析への適用に関する研究

近年, 地方都市では中心市街地の活性化を目的とした再開発に伴い, 生活環境の向上を図ることが求められ, その1つの取り組みとして熱環境の改善が行われている. こうした, 都市内部での熱環境構造の把握と改善策の提案は, 今後の緑地整備において非常に有益な情報となる. そのため本研究では, 近年利用可能となった高分解能衛星画像を用いて, 愛知県豊田市の中心部を対象に,(1) 詳細土地被覆情報の取得,(2) 詳細土地被覆とLANDSAT ETM+による輝度温度との関係把握,(3) 土地被覆における緑被率の違いによる輝度温度の変化のシミュレーション, を行った....

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Published in地球環境シンポジウム講演論文集 Vol. 16; pp. 181 - 190
Main Authors 大西, 暁生, 井村, 秀文, 林, 良嗣, 森杉, 雅史, 村松, 由博
Format Journal Article
LanguageEnglish
Japanese
Published 公益社団法人 土木学会 2008
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ISSN1884-8419
DOI10.2208/proge.16.181

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Summary:近年, 地方都市では中心市街地の活性化を目的とした再開発に伴い, 生活環境の向上を図ることが求められ, その1つの取り組みとして熱環境の改善が行われている. こうした, 都市内部での熱環境構造の把握と改善策の提案は, 今後の緑地整備において非常に有益な情報となる. そのため本研究では, 近年利用可能となった高分解能衛星画像を用いて, 愛知県豊田市の中心部を対象に,(1) 詳細土地被覆情報の取得,(2) 詳細土地被覆とLANDSAT ETM+による輝度温度との関係把握,(3) 土地被覆における緑被率の違いによる輝度温度の変化のシミュレーション, を行った.
ISSN:1884-8419
DOI:10.2208/proge.16.181