ランダム配向光ファイバー束によるルビーレーザーのエネルギー分布の均一化および熱拡散率測定への応用

パルスレーザーが有するエネルギーの空間分布の不均一性を除去するため約2000本のプラスチック光ファイバーを入射端と出射端で1本1本の配置がランダムになるように結束したファイバー束とアクリル製のガイドロッドからなる装置を試作した。 この装置の有効性を確認の上、 均一化したビームを用いてニッケルの熱拡散率測定を行い、 均一化したビームを用いた測定では、 より正確な値が得られることを示した。...

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Published in熱物性 Vol. 3; no. 2; pp. 102 - 105
Main Authors 布施, 正樹, 柴田, 浩幸, 太田, 弘道, 早稲田, 嘉夫, 小倉, 岳, 澁谷, 幸生
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本熱物性学会 1989
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ISSN0913-946X
1881-414X
DOI10.2963/jjtp.3.102

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Summary:パルスレーザーが有するエネルギーの空間分布の不均一性を除去するため約2000本のプラスチック光ファイバーを入射端と出射端で1本1本の配置がランダムになるように結束したファイバー束とアクリル製のガイドロッドからなる装置を試作した。 この装置の有効性を確認の上、 均一化したビームを用いてニッケルの熱拡散率測定を行い、 均一化したビームを用いた測定では、 より正確な値が得られることを示した。
ISSN:0913-946X
1881-414X
DOI:10.2963/jjtp.3.102