『草競馬』音楽教材としての活用法 音楽表現力育成と音楽技能向上のための考察

保育者養成及び教員養成課程においては学生の音楽技能を向上させ上達へ導くことと、その指導法を習得することを限られた授業時間の中で有効に学ぶための教材開発は欠かせない。本論文は幼児期の「表現」及び児童期の「表現」「音楽づくり」の授業において、第一に学生自らが音楽を表現し音楽づくりをしていく楽しさを感じる教材であること 、第二に一緒に活動する友達の表現に触れ共感することができる素材であること、そしてその上でまとまりのある音楽に構成する音楽力を習得するための教材を『草競馬』( S.C. フォスター作曲)を題材にして考案、実践からの考察をするものである。指導者の音楽表現力の育成と音楽技能向上を鑑みた有効...

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Published in夙川学院短期大学教育実践研究紀要 Vol. 2018; no. 11; pp. 24 - 36
Main Author 井本, 英子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 学校法人 夙川学院 夙川学院短期大学 2018
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ISSN1883-5996
2433-7552
DOI10.24668/shukulibfd.2018.11_24

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Summary:保育者養成及び教員養成課程においては学生の音楽技能を向上させ上達へ導くことと、その指導法を習得することを限られた授業時間の中で有効に学ぶための教材開発は欠かせない。本論文は幼児期の「表現」及び児童期の「表現」「音楽づくり」の授業において、第一に学生自らが音楽を表現し音楽づくりをしていく楽しさを感じる教材であること 、第二に一緒に活動する友達の表現に触れ共感することができる素材であること、そしてその上でまとまりのある音楽に構成する音楽力を習得するための教材を『草競馬』( S.C. フォスター作曲)を題材にして考案、実践からの考察をするものである。指導者の音楽表現力の育成と音楽技能向上を鑑みた有効な指導教材考案が本研究の目的である。
ISSN:1883-5996
2433-7552
DOI:10.24668/shukulibfd.2018.11_24