「幼児体育」において学生による模擬授業の検討 教材開発の観点から

本論文は、本学の必修科目である「幼児体育I』をうけての必修科目「幼児体育Ⅱにおける2016年度の授業実践報告である。また、『「幼児体育」における教材開発に関する一考察』(髙田、2016)の継続研究でもあり、模擬授業を中心とした内容の授業展開に着目した。「幼児体育I」で履修した教材・教具を使って、創意工夫した各種の身体運動(運動あそび、ゲーム、スポーツごっこ、リトミック、ダンス等)を実践した。この授業では保育の屮で行われる「幼児体育」の指導力を、模擬授業を通してより実践的な力を培うことを目的としている。模擬授業では自らが保育者や教育者となり、実際の指導場而に近い状況を作っている。その中で今までの...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in夙川学院短期大学教育実践研究紀要 Vol. 2017; no. 10; pp. 29 - 38
Main Authors 山中, 愛美, 髙田, 佳孝
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 学校法人 夙川学院 夙川学院短期大学 2017
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN1883-5996
2433-7552
DOI10.24668/shukulibfd.2017.10_29

Cover

More Information
Summary:本論文は、本学の必修科目である「幼児体育I』をうけての必修科目「幼児体育Ⅱにおける2016年度の授業実践報告である。また、『「幼児体育」における教材開発に関する一考察』(髙田、2016)の継続研究でもあり、模擬授業を中心とした内容の授業展開に着目した。「幼児体育I」で履修した教材・教具を使って、創意工夫した各種の身体運動(運動あそび、ゲーム、スポーツごっこ、リトミック、ダンス等)を実践した。この授業では保育の屮で行われる「幼児体育」の指導力を、模擬授業を通してより実践的な力を培うことを目的としている。模擬授業では自らが保育者や教育者となり、実際の指導場而に近い状況を作っている。その中で今までのスキルを生かし指導者としての立場を経験しながら、授業を創り上げていく過程で、指導技術や実践的能力を高めることをねらっている。学生白身が今後の実習や保育場而で、使える教材、使える指導法として有効的な授業展開をめざし、実践した。
ISSN:1883-5996
2433-7552
DOI:10.24668/shukulibfd.2017.10_29