放射性核種の経根吸収経路による農作物への移行 放射性セシウムおよびストロンチウム

比較的半減期が長い137Csおよび90Srの経根吸収経路による農作物への移行量を予測するために, 137Csおよび85Srを用いて, 水耕法により基礎実験を行った。 ポット栽培試験により, 7種類の農作物について, これら両核種の作物体内分布を求めた。さらに, 農作物可食部の移行速度を求め, その作物間差から137Csおよび90Srの被曝評価上, クリティカルと考えられる農作物の選定を試みた。...

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Published inRADIOISOTOPES Vol. 36; no. 11; pp. 575 - 580
Main Authors 内田, 滋夫, 住谷, みさ子, 横須賀, 節子, 大桃, 洋一郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本アイソトープ協会 15.11.1987
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ISSN0033-8303
1884-4111
DOI10.3769/radioisotopes.36.11_575

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Summary:比較的半減期が長い137Csおよび90Srの経根吸収経路による農作物への移行量を予測するために, 137Csおよび85Srを用いて, 水耕法により基礎実験を行った。 ポット栽培試験により, 7種類の農作物について, これら両核種の作物体内分布を求めた。さらに, 農作物可食部の移行速度を求め, その作物間差から137Csおよび90Srの被曝評価上, クリティカルと考えられる農作物の選定を試みた。
ISSN:0033-8303
1884-4111
DOI:10.3769/radioisotopes.36.11_575