カメルーン東南部の狩猟採集民バカにおける社会文化変容 経済的不平等の発生と呪術/邪術に関わる言説空間の変化

アフリカ熱帯林の狩猟採集民の社会は、徹底した分配により、平等主義を規範とする社会として描かれてきた。本発表では、換金作物栽培を開始したカメルーン東南部の狩猟採集民バカが、集団内部の経済的不平等や貨幣経済の流入にともなう社会変化をどのように認識し、対応しているのかについて、最近変化が見られるようになった呪術・邪術に関わる言説や行動に着目して検討する。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. 158
Main Author 大石, 高典
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2012
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2012.0.158.0

Cover

More Information
Summary:アフリカ熱帯林の狩猟採集民の社会は、徹底した分配により、平等主義を規範とする社会として描かれてきた。本発表では、換金作物栽培を開始したカメルーン東南部の狩猟採集民バカが、集団内部の経済的不平等や貨幣経済の流入にともなう社会変化をどのように認識し、対応しているのかについて、最近変化が見られるようになった呪術・邪術に関わる言説や行動に着目して検討する。
Bibliography:F17
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2012.0.158.0