少数民族地域におけるバイリンガル教育に関する一考察 中国・内モンゴル自治区の事例から

本報告では、民族言語を教授言語とし、共通言語の漢語を教科として学習するタイプを選択している内モンゴル自治区におけるバイリンガル教育を切口として、中国内モンゴル自治区の事例を内モンゴル自治区のモンゴル族の視点から、モンゴル族の民族らしさをどう維持してきたかについて考察を加えることを目的とする。それによって、中国の少数民族地域における民族教育のあり方の一端を提示することを試みる。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. 97
Main Author ア, ラタ
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2009
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2009.0.97.0

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Summary:本報告では、民族言語を教授言語とし、共通言語の漢語を教科として学習するタイプを選択している内モンゴル自治区におけるバイリンガル教育を切口として、中国内モンゴル自治区の事例を内モンゴル自治区のモンゴル族の視点から、モンゴル族の民族らしさをどう維持してきたかについて考察を加えることを目的とする。それによって、中国の少数民族地域における民族教育のあり方の一端を提示することを試みる。
Bibliography:D-2
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2009.0.97.0