村落寺院と文化観光のポリティクス 雲南省シーサンパンナ、タイ族の事例から

本発表では、中国雲南省のシーサンパンナ(西双版納傣族自治州)のタイ族(自称:タイ・ルーTai Lu)の事例によって、国境地域の民族社会における文化資源と管理・保存、活用をめぐるポリティクスについて検討を行いたい。具体的には、タイ族の村落寺院を単位とする文化観光に焦点をあて、1980年代以降の政治的、経済的、社会的な変化の中で、寺院施設や村人の宗教的実践がどのように資源化されてきたかを明らかにする。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. D24
Main Author 長谷川, 清
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2017
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2017.0_D24

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Summary:本発表では、中国雲南省のシーサンパンナ(西双版納傣族自治州)のタイ族(自称:タイ・ルーTai Lu)の事例によって、国境地域の民族社会における文化資源と管理・保存、活用をめぐるポリティクスについて検討を行いたい。具体的には、タイ族の村落寺院を単位とする文化観光に焦点をあて、1980年代以降の政治的、経済的、社会的な変化の中で、寺院施設や村人の宗教的実践がどのように資源化されてきたかを明らかにする。
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2017.0_D24