精神障がい者グループホーム職員の入居者への対応や疾患・症状等の理解を困難にする場面に関する調査
「要旨」「目的」 : GH職員が入居者の対応や疾患・症状等の理解を困難にする場面を明確にする. 「方法」 : GHで入居者の生活支援を実施している職員に対し半構造的面接法を2021年7月に実施した. 「結果」 : 参加者は女性3名で119コード, 20サブカテゴリー, 6カテゴリーを抽出した. <入居者の部屋や清潔習慣に対する対応> など【食事・個人衛生など日常生活への対応】, <被害妄想や健忘, 二次妄想> など【心身不調への対応】, <精神症状による辛さの傾聴> など【入居者の問題解決に向けた支援】, <身近なGH職員による対応の工夫> など...
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Published in | 岐阜聖徳学園大学看護学研究誌 no. 8; pp. 11 - 20 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
岐阜聖徳学園大学
31.03.2023
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ISSN | 2189-9525 |
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Summary: | 「要旨」「目的」 : GH職員が入居者の対応や疾患・症状等の理解を困難にする場面を明確にする. 「方法」 : GHで入居者の生活支援を実施している職員に対し半構造的面接法を2021年7月に実施した. 「結果」 : 参加者は女性3名で119コード, 20サブカテゴリー, 6カテゴリーを抽出した. <入居者の部屋や清潔習慣に対する対応> など【食事・個人衛生など日常生活への対応】, <被害妄想や健忘, 二次妄想> など【心身不調への対応】, <精神症状による辛さの傾聴> など【入居者の問題解決に向けた支援】, <身近なGH職員による対応の工夫> など【職員の特性を活かした対応】, <多職種との情報共有> など【多職種・外部機関の活用と連携】, <介護技術の獲得と学習法の模索> など【入居者に必要な技術・知識の学習法の模索】となった. 「結論」 : 同職種では入居者の捉え方が偏るが, 多職種連携で専門的な捉え方をすることで困難な場面に対応していた. |
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ISSN: | 2189-9525 |