顎関節腔内注射後におけるプロピトカインの血中濃度の推移
成人の顎関節腔内にプロピトカイン (40mg) を注入し, ガスクロマトグラフィー法を用いて, 血清プロピトカイン濃度を5, 10, 15, 20, 30, 45, 60および90分後に経時的に測定した。同濃度は30分後に最高値 (1.115±0.019μg/ml) に達し, 90分後には緩徐に下降した。これらの結果は顎関節腔内から血管腔へのプロピトカインの移行が比較的緩徐であることを示唆している。...
Saved in:
Published in | 日本顎関節学会雑誌 Vol. 4; no. 2; pp. 252 - 257 |
---|---|
Main Authors | , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本顎関節学会
15.09.1992
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0915-3004 1884-4308 |
DOI | 10.11246/gakukansetsu1989.4.252 |
Cover
Summary: | 成人の顎関節腔内にプロピトカイン (40mg) を注入し, ガスクロマトグラフィー法を用いて, 血清プロピトカイン濃度を5, 10, 15, 20, 30, 45, 60および90分後に経時的に測定した。同濃度は30分後に最高値 (1.115±0.019μg/ml) に達し, 90分後には緩徐に下降した。これらの結果は顎関節腔内から血管腔へのプロピトカインの移行が比較的緩徐であることを示唆している。 |
---|---|
ISSN: | 0915-3004 1884-4308 |
DOI: | 10.11246/gakukansetsu1989.4.252 |