市町村から見た保健・医療・福祉包括ケアシステムの現状と評価 青森県における実態調査結果をもとに

保健・医療・福祉包括ケアシステムを構築・運用し,保健・医療・福祉サービスを住民に適切に提供するには,都道府県ならびに市町村による運用計画の策定・実施・評価・見直し,関連施設の調整・支援,住民の参加への啓発活動など多くの重要な課題がある。そのなかで市町村は,現場の状況を踏まえて包括ケアシステムが適切に推進されるように地域住民および保健医療福祉施設の調整・啓発・支援を行うなどの課題を有している。本研究では,市町村自治体を対象に実施した保健・医療・福祉包括ケアシステムに関する意識実態調査結果をもとに,保健・医療・福祉包括ケアシステムに関する現状と意識について市町村規模別に分析し考察を行っている。...

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Bibliographic Details
Published in日本経営診断学会論集 Vol. 11; pp. 55 - 62
Main Authors 横山, 淳一, 山本, 勝, 永井, 昌寛
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本経営診断学会 2011
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ISSN1882-4544
DOI10.11287/jmda.11.55

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Summary:保健・医療・福祉包括ケアシステムを構築・運用し,保健・医療・福祉サービスを住民に適切に提供するには,都道府県ならびに市町村による運用計画の策定・実施・評価・見直し,関連施設の調整・支援,住民の参加への啓発活動など多くの重要な課題がある。そのなかで市町村は,現場の状況を踏まえて包括ケアシステムが適切に推進されるように地域住民および保健医療福祉施設の調整・啓発・支援を行うなどの課題を有している。本研究では,市町村自治体を対象に実施した保健・医療・福祉包括ケアシステムに関する意識実態調査結果をもとに,保健・医療・福祉包括ケアシステムに関する現状と意識について市町村規模別に分析し考察を行っている。
ISSN:1882-4544
DOI:10.11287/jmda.11.55