京都府舞鶴湾の一部地域における鉛汚染追跡調査 生物試料,底泥,土壌を用いた汚染評価法

沿岸海域の重金属汚染のモニタリング方法には様々なものがある.我々は京都府舞鶴湾で起こっている鉛汚染の現場で生物試料(ムラサキイガイ,アサリ,樹木),海底泥,土壌をサンプルとしたモニタリングとムラサキイガイの移植試験を行った.さらに,各々の調査方法の特徴や,それらを組み合わせることによってわかる事柄を検討した.その結果,調査方法によって若干異なる結果もしくは相互に整合性のある結果が得られ,目的に応じた調査方法を選択し,複合的に評価することの重要性が示された....

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Published in環境技術 Vol. 39; no. 4; pp. 238 - 245
Main Authors 芳村, 碧, 山下, 洋, 山本, 義和, 江口, さやか, 益田, 玲爾, 上野, 正博, 山本, 沙織, 薄元, 志帆
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 環境技術学会 20.04.2010
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ISSN0388-9459
1882-8590
DOI10.5956/jriet.39.238

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Summary:沿岸海域の重金属汚染のモニタリング方法には様々なものがある.我々は京都府舞鶴湾で起こっている鉛汚染の現場で生物試料(ムラサキイガイ,アサリ,樹木),海底泥,土壌をサンプルとしたモニタリングとムラサキイガイの移植試験を行った.さらに,各々の調査方法の特徴や,それらを組み合わせることによってわかる事柄を検討した.その結果,調査方法によって若干異なる結果もしくは相互に整合性のある結果が得られ,目的に応じた調査方法を選択し,複合的に評価することの重要性が示された.
ISSN:0388-9459
1882-8590
DOI:10.5956/jriet.39.238