「下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術のガイドライン2019」不適切治療症例に関する追補

血管内焼灼術(endovenous thermal ablation: ETA)の普及に伴い,部分的な伏在静脈弁不全のみの症例や弁不全のない正常静脈に対するETAなど,不適切な治療例が認められるようになった.適正なETAの適応は「下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術のガイドライン2019」で示されているが,本ガイドライン追補は,ETAを行うための基本的な手術適応と不適切治療症例の詳細を示すことを目的に作成された....

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Published in静脈学 Vol. 31; no. 1; pp. 39 - 43
Main Authors 小川, 智弘, 佐戸川, 弘之, 伊藤, 孝明, 小野澤, 志郎, 孟, 真, 広川, 雅之, 八巻, 隆, 菅野, 範英, 杉山, 悟, 保科, 克行, 八杉, 巧, 諸國, 眞太郎, 小畑, 貴司, 白杉, 望
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本静脈学会 08.04.2020
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ISSN0915-7395
2186-5523
DOI10.7134/phlebol.20-7

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Summary:血管内焼灼術(endovenous thermal ablation: ETA)の普及に伴い,部分的な伏在静脈弁不全のみの症例や弁不全のない正常静脈に対するETAなど,不適切な治療例が認められるようになった.適正なETAの適応は「下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術のガイドライン2019」で示されているが,本ガイドライン追補は,ETAを行うための基本的な手術適応と不適切治療症例の詳細を示すことを目的に作成された.
ISSN:0915-7395
2186-5523
DOI:10.7134/phlebol.20-7