放射性廃棄物処分場の施設設計におけるALARAとBATの在り方 スウェーデンの事例調査
わが国の中深度処分に係る規制基準では,ALARA(As Low As Reasonably Achievable)とBAT(Best Available Technique)の概念に基づく施設設計が求められる見込みである.しかしながら,具体的な対応策を示した研究事例は見当たらない.他方,諸外国の放射性廃棄物処分事業ではALARAやBATの概念を適用した施設設計がなされてきた事例がある.本稿では,スウェーデンにおける取り組みを調査・整理し,わが国への適用を見据えたALARAとBATの提示手法について考察する....
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| Published in | 原子力バックエンド研究 Vol. 29; no. 1; pp. 10 - 21 |
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| Main Authors | , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本原子力学会 バックエンド部会
15.06.2022
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 1884-7579 1884-7579 |
| DOI | 10.3327/jnuce.29.1_10 |
Cover
| Summary: | わが国の中深度処分に係る規制基準では,ALARA(As Low As Reasonably Achievable)とBAT(Best Available Technique)の概念に基づく施設設計が求められる見込みである.しかしながら,具体的な対応策を示した研究事例は見当たらない.他方,諸外国の放射性廃棄物処分事業ではALARAやBATの概念を適用した施設設計がなされてきた事例がある.本稿では,スウェーデンにおける取り組みを調査・整理し,わが国への適用を見据えたALARAとBATの提示手法について考察する. |
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| ISSN: | 1884-7579 1884-7579 |
| DOI: | 10.3327/jnuce.29.1_10 |