モデルの精度記述法の比較

モデルの精度の記述法を比較して,各記述法の特徴を整理した。 推定の誤差の平均偏差,推定の誤差の標準偏差,相対標準偏差,実測値と推定値の相関関係,回帰直線の傾き,切片をモデルの精度の記述法として検討した結果,標準偏差が精度の記述法として適当であり,その他はいずれも適当でないことが明らかとなった。ただし,実測値のどの部分を推定しようとしているのか,つまり,値の低い部分なのか,高い部分なのかなどを明確にして,その部分について標準偏差を求めることが必要である。...

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Bibliographic Details
Published in農業土木学会論文集 Vol. 1994; no. 170; pp. 133 - 134,a3
Main Author 森, 保文
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 農業農村工学会 25.04.1994
Subjects
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ISSN0387-2335
1884-7234
DOI10.11408/jsidre1965.1994.170_133

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Summary:モデルの精度の記述法を比較して,各記述法の特徴を整理した。 推定の誤差の平均偏差,推定の誤差の標準偏差,相対標準偏差,実測値と推定値の相関関係,回帰直線の傾き,切片をモデルの精度の記述法として検討した結果,標準偏差が精度の記述法として適当であり,その他はいずれも適当でないことが明らかとなった。ただし,実測値のどの部分を推定しようとしているのか,つまり,値の低い部分なのか,高い部分なのかなどを明確にして,その部分について標準偏差を求めることが必要である。
ISSN:0387-2335
1884-7234
DOI:10.11408/jsidre1965.1994.170_133