放射化分析による人歯中のウランの定量法
放射化分析法により, 人歯中のウランを簡単, 迅速に定量する方法を提案した。この方法は235U (n, f) 140Baの核反応を利用し, 140Baと放射平衡にある140Laの放射能を測定するものである。中性子照射した試料より, バリウムの部分を塩化バリウムの形で分離し, 陽イオン交換樹脂法を併用して, バリウムの部分を精製することにより, 従来の方法に比して, 操作時間を短縮することができた。数個の人歯の試料につき, この方法でウランを定量したところ, 24~44pbbの結果が得られた。...
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          | Published in | RADIOISOTOPES Vol. 16; no. 6; pp. 247 - 250 | 
|---|---|
| Main Authors | , , , , , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            公益社団法人 日本アイソトープ協会
    
        15.06.1967
     | 
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| ISSN | 0033-8303 1884-4111  | 
| DOI | 10.3769/radioisotopes.16.6_247 | 
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| Summary: | 放射化分析法により, 人歯中のウランを簡単, 迅速に定量する方法を提案した。この方法は235U (n, f) 140Baの核反応を利用し, 140Baと放射平衡にある140Laの放射能を測定するものである。中性子照射した試料より, バリウムの部分を塩化バリウムの形で分離し, 陽イオン交換樹脂法を併用して, バリウムの部分を精製することにより, 従来の方法に比して, 操作時間を短縮することができた。数個の人歯の試料につき, この方法でウランを定量したところ, 24~44pbbの結果が得られた。 | 
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| ISSN: | 0033-8303 1884-4111  | 
| DOI: | 10.3769/radioisotopes.16.6_247 |