全身用ポジトロンCT装置POSITOLOGICA IIの計数率特性と数え落としの補正
いくつかのファントムを用い, 多層型全身用ポジトロンCT装置POSITOLOGICA IIの計数率特性を調べ, その補正法を検討した。非常に高い放射能では計測システムは飽和し, 全同時計数率の最大値は660kcpsであった。しかし, それ以下の放射能では, 計数損失と単一光子計数率の間に, 被写体の形状や構成によらない一定の関係が見出され, この関係を用いて計数損失を補正できることを示した。...
Saved in:
Published in | RADIOISOTOPES Vol. 36; no. 5; pp. 221 - 226 |
---|---|
Main Authors | , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本アイソトープ協会
15.05.1987
|
Online Access | Get full text |
ISSN | 0033-8303 1884-4111 |
DOI | 10.3769/radioisotopes.36.5_221 |
Cover
Summary: | いくつかのファントムを用い, 多層型全身用ポジトロンCT装置POSITOLOGICA IIの計数率特性を調べ, その補正法を検討した。非常に高い放射能では計測システムは飽和し, 全同時計数率の最大値は660kcpsであった。しかし, それ以下の放射能では, 計数損失と単一光子計数率の間に, 被写体の形状や構成によらない一定の関係が見出され, この関係を用いて計数損失を補正できることを示した。 |
---|---|
ISSN: | 0033-8303 1884-4111 |
DOI: | 10.3769/radioisotopes.36.5_221 |