高比重ラテックス凝集反応法を用いたスイカ果実汚斑細菌病菌の簡易検出

高比重ラテックス凝集反応法によるスイカ果実汚斑細菌病菌に対する検出感度はDAS-ELISA法とほぼ同等の105cfu/mlまで認められた。また, 本法はウリ科植物に病原性のある他の2種の細菌には交差反応および非特異反応を示さず, 植物体上の初期病斑からスイカ果実汚斑細菌病菌のみを特異的に2~3時間で検出できた。したがって, 高比重ラテックス凝集反応法は圃場におけるスイカ果実汚斑細菌病の簡易診断に利用できると考えられる。...

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Published in関東東山病害虫研究会報 Vol. 2001; no. 48; pp. 37 - 39
Main Authors 河野, 敏郎, 高橋, 義行
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 関東東山病害虫研究会 01.11.2001
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ISSN1347-1899
1884-2879
DOI10.11337/ktpps1999.2001.37

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Summary:高比重ラテックス凝集反応法によるスイカ果実汚斑細菌病菌に対する検出感度はDAS-ELISA法とほぼ同等の105cfu/mlまで認められた。また, 本法はウリ科植物に病原性のある他の2種の細菌には交差反応および非特異反応を示さず, 植物体上の初期病斑からスイカ果実汚斑細菌病菌のみを特異的に2~3時間で検出できた。したがって, 高比重ラテックス凝集反応法は圃場におけるスイカ果実汚斑細菌病の簡易診断に利用できると考えられる。
ISSN:1347-1899
1884-2879
DOI:10.11337/ktpps1999.2001.37