IgA腎症の扁摘効果について (第2報)

1990年2月より, 1994年1月までに当科にて扁摘を施行したIgA腎症患者100例について術後の6ヵ月の尿所見を検討した.尿蛋白のremission rateは63%, 尿潜血のremission rateは34%であった.腎病理が中程度までの症例, 発病から扁摘までの期間が短い症例ほど尿蛋白のremissionrateが高く, 扁桃が大きいほど, 尿蛋白・尿潜血ともにremission rateが高かった....

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Published in口腔・咽頭科 Vol. 7; no. 2; pp. 151 - 155
Main Authors 松谷, 幸子, 三好, 京子, 田畑, 邦次
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本口腔・咽頭科学会 28.02.1995
Subjects
focal infection
IgA Nephropathy
IgA 腎症
IgA 賢症
tonsillectomy
口蓋扁桃摘出術
病巣感染
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ISSN0917-5105
1884-4316
DOI10.14821/stomatopharyngology1989.7.151

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Summary:1990年2月より, 1994年1月までに当科にて扁摘を施行したIgA腎症患者100例について術後の6ヵ月の尿所見を検討した.尿蛋白のremission rateは63%, 尿潜血のremission rateは34%であった.腎病理が中程度までの症例, 発病から扁摘までの期間が短い症例ほど尿蛋白のremissionrateが高く, 扁桃が大きいほど, 尿蛋白・尿潜血ともにremission rateが高かった.
ISSN:0917-5105
1884-4316
DOI:10.14821/stomatopharyngology1989.7.151