ボツワナにおける少数民族サンと「ローカル・コミュニティ」主体の自然保護事業 畜産業と観光業の振興をめぐって

本発表は、ボツワナの少数民族サンをめぐって急増する「ローカル・コミュニティ」主体の自然保護事業に参加する/しないアクターを紐解き、それらのあいだで築かれる関係性を明らかにする。そして、「ローカル・コミュニティ」主体の事業が、そこで想定されている「ローカル・コミュニティ」の範囲をはるかにこえて多様なアクターを誘引している一方で、本来その範囲にいるべき人々を排除しながら進められていることを論じる。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. SE01
Main Author 丸山, 淳子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2024
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2024.0_SE01

Cover

More Information
Summary:本発表は、ボツワナの少数民族サンをめぐって急増する「ローカル・コミュニティ」主体の自然保護事業に参加する/しないアクターを紐解き、それらのあいだで築かれる関係性を明らかにする。そして、「ローカル・コミュニティ」主体の事業が、そこで想定されている「ローカル・コミュニティ」の範囲をはるかにこえて多様なアクターを誘引している一方で、本来その範囲にいるべき人々を排除しながら進められていることを論じる。
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2024.0_SE01