民族誌とポートフォリオのあいだ 生涯学習への関与を通じた家庭医との対話・協働にかんする省察

人類学者は医師の学びにどのように寄与することができるのだろうか。また、そのことで人類学者は何を学びうるだろうか。この発表では、筆者が過去十数年にわたり家庭医の生涯学習に関与してきた経験を振り返り、この問いにアプローチにする。とくに、医師と人類学者が対話し協働することで、省察的実践と民族誌的実践が互いを触発しあう、ポートフォリオと民族誌の中間領域を開拓することの重要性について論じる。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. SC04
Main Author 島薗, 洋介
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2024
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2024.0_SC04

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Summary:人類学者は医師の学びにどのように寄与することができるのだろうか。また、そのことで人類学者は何を学びうるだろうか。この発表では、筆者が過去十数年にわたり家庭医の生涯学習に関与してきた経験を振り返り、この問いにアプローチにする。とくに、医師と人類学者が対話し協働することで、省察的実践と民族誌的実践が互いを触発しあう、ポートフォリオと民族誌の中間領域を開拓することの重要性について論じる。
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2024.0_SC04