援助者をめざす私たち

安藤 今日のパネリストは, すべて現役の学生の方, あるいはこの春大学や大学院を卒業して現場に出たばかりの方々です. かく言う私も, 実は十数年ほど臨床をやっていたのですが, この春から現場を離れて学生になっています. そのような人たちが, これから精神衛生の現場, あるいは対人援助を目標にした現場で, どういうことをしていきたいのか, ということを話し合っていけたらと思います. コメンテーターとして, 富田富士也先生にいらしていただいています. 富田先生は本学会の理事であり, また今大会の実行委員でもいらっしゃいます. よろしくお願いいたします. できれば自由にディスカッションできるような雰...

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Published inこころの健康 Vol. 19; no. 2; pp. 15 - 32
Main Authors 大熊望, 樋口邦子, 出合文子, 松森大, 富田富士也, 安藤浩範, 今村美和子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本精神衛生学会 10.11.2004
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ISSN0912-6945

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Summary:安藤 今日のパネリストは, すべて現役の学生の方, あるいはこの春大学や大学院を卒業して現場に出たばかりの方々です. かく言う私も, 実は十数年ほど臨床をやっていたのですが, この春から現場を離れて学生になっています. そのような人たちが, これから精神衛生の現場, あるいは対人援助を目標にした現場で, どういうことをしていきたいのか, ということを話し合っていけたらと思います. コメンテーターとして, 富田富士也先生にいらしていただいています. 富田先生は本学会の理事であり, また今大会の実行委員でもいらっしゃいます. よろしくお願いいたします. できれば自由にディスカッションできるような雰囲気でやりたいと思いますので, 皆さんのご協力もお願いしたいと思います. まず, 司会者から簡単に自己紹介をさせていただき, その後, 各パネリストから10分か15分ぐらいずつ, スピーチをしていただきたいと思います. 私は大学では心理学を学び, それから単科の精神病院で心理職としていわゆるテスター等をやっていたのですが, 心理テストだけしかできない心理職があまりおもしろくないと思い, 途中からPSW, 精神科ソーシャルワーカーの仕事をするようになりました.
ISSN:0912-6945