首都圏郊外の宅地開発における空き地・空き家の解消方策に関する研究 伊勢原市・秦野市の宅地開発を対象として

首都圏郊外の住宅市街地は90年代後半より人口減少の局面を迎えており、空き地・空き家の発生が問題となりつつある。そこで本研究では神奈川県秦野市・伊勢原市の大規模宅地開発を対象として、空き地・空き家の解消方策を検討した。 その結果は、まずアンケート調査により郊外住宅地における空き地・空き家のこれからの発生傾向を把握し、余剰地に対するニーズは潜在的には高いことなどを示した。次にモデルスタディから、住民のニーズにうまく対応することで空き地・空き家の解消に繋がる可能性があることを示した。また集約による有効活用の可能性について考察を行った。...

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Published in都市計画論文集 p. 106
Main Authors 鈴木, 章裕, 中西, 正彦, 中井, 検裕
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本都市計画学会 2004
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ISSN1348-284X
1348-284X
DOI10.11361/cpij1.39.0.106.0

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Summary:首都圏郊外の住宅市街地は90年代後半より人口減少の局面を迎えており、空き地・空き家の発生が問題となりつつある。そこで本研究では神奈川県秦野市・伊勢原市の大規模宅地開発を対象として、空き地・空き家の解消方策を検討した。 その結果は、まずアンケート調査により郊外住宅地における空き地・空き家のこれからの発生傾向を把握し、余剰地に対するニーズは潜在的には高いことなどを示した。次にモデルスタディから、住民のニーズにうまく対応することで空き地・空き家の解消に繋がる可能性があることを示した。また集約による有効活用の可能性について考察を行った。
Bibliography:106
ISSN:1348-284X
1348-284X
DOI:10.11361/cpij1.39.0.106.0