包絡分析法を適用した効率性総合評価手法の提案

DEAは経営分析手法の一つであり,民間から公共事業の評価までと幅広く用いられている.DEAの基本的な考え方は,最も優れたパフォーマンスを示した事業体を基に他の事業体の業績評価,効率値を測定する.計算の容易性,理解の容易性から,効率性評価手法として利用されてきた.しかしながら,手法の性質上,相対評価には適用できるが,総合評価には適用してはならない.本研究は,DEAによる評価の問題点を考察し,総合評価のためのDEA手法を提案し,適用例を示す....

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Published in都市計画論文集 p. 86
Main Authors 加賀屋, 誠一, 内田, 賢悦, 佐々木, 恵一
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本都市計画学会 2007
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ISSN1348-284X
1348-284X
DOI10.11361/cpij1.42.0.86.0

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Summary:DEAは経営分析手法の一つであり,民間から公共事業の評価までと幅広く用いられている.DEAの基本的な考え方は,最も優れたパフォーマンスを示した事業体を基に他の事業体の業績評価,効率値を測定する.計算の容易性,理解の容易性から,効率性評価手法として利用されてきた.しかしながら,手法の性質上,相対評価には適用できるが,総合評価には適用してはならない.本研究は,DEAによる評価の問題点を考察し,総合評価のためのDEA手法を提案し,適用例を示す.
Bibliography:86
ISSN:1348-284X
1348-284X
DOI:10.11361/cpij1.42.0.86.0