瘢痕性食道狭窄2例の無端消息子療法
腐蝕性食道炎や食道潰瘍後の修復として見られる瘢痕性狭窄の治療法には,従来より種々の報告がなされ,外科的治療も少なくない.最近では内視鏡の発達にともないさまざまの工夫やbougie拡張装置が考案されている.最近,著者らは腐蝕性食道炎および食道潰瘍後の瘢痕性食道狭窄を2例経験し,これらの症例にvon Hackerの原法に準じ,無端消息子を用いた治療を行い良好なる成績を得たので,臨床経過および若干の文献的考察を加えて報告する....
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| Published in | 日本消化器外科学会雑誌 Vol. 17; no. 5; pp. 949 - 952 |
|---|---|
| Main Authors | , , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本消化器外科学会
01.05.1984
一般社団法人日本消化器外科学会 The Japanese Society of Gastroenterological Surgery |
| Subjects | |
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| ISSN | 0386-9768 1348-9372 |
| DOI | 10.5833/jjgs.17.949 |
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| Summary: | 腐蝕性食道炎や食道潰瘍後の修復として見られる瘢痕性狭窄の治療法には,従来より種々の報告がなされ,外科的治療も少なくない.最近では内視鏡の発達にともないさまざまの工夫やbougie拡張装置が考案されている.最近,著者らは腐蝕性食道炎および食道潰瘍後の瘢痕性食道狭窄を2例経験し,これらの症例にvon Hackerの原法に準じ,無端消息子を用いた治療を行い良好なる成績を得たので,臨床経過および若干の文献的考察を加えて報告する. |
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| ISSN: | 0386-9768 1348-9372 |
| DOI: | 10.5833/jjgs.17.949 |