大都市近郊の市街化調整区域における農地転用の実態・周辺の農地の利用状況の変化との関係 大阪府堺市を事例として

• Published in: 都市計画論文集 p. 9
• Main Authors: 三井, 孝則, 赤？, 弘平, 佐久間, 康富
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 公益社団法人 日本都市計画学会 2009
• Subjects: 市街化調整区域; 農地転用; 開発許可制度
• ISSN: 1348-284X; 1348-284X
• DOI: 10.11361/cpij1.44.0.9.0

本研究で明らかとなったことは、以下の三点である。1. 農地転用は近年急速に増加しており、転用された農地の約78％が現況では分譲住宅やアパートなどの営利住宅となっている。2. 農地転用と周辺の農地の利用状況との変化とは有意な関係がある。農地転用が発生することで、隣接する農地に何らかの影響を与えている。3. 農地転用の有無と農地の利用状況との間には有意な関係がある。さらに、農地転用は今後も続くと考えられる。