落ち葉敷きの雨庭における土壌動物相と雨水浸透性能のモニタリング

東京都清瀬市にある大林組技術研究所において落ち葉敷きの雨庭を施工し,土壌動物相,土壌物理性,降雨時の雨水の貯留・浸透のモニタリングを行った。雨庭の施工直後は土壌動物相は周辺の雑木林よりも貧相であったが,時間経過と共に生物相が豊かになりつつあることがわかった。また,土壌物理性も時間経過と共に改善されていた。降雨時の貯留・浸透モニタリングでは,豪雨時でもほとんど冠水せず,降雨後にも土壌水分が速やかに低下することが観測され,本雨庭の浸透性が高いことが観測された。...

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Published in日本緑化工学会誌 Vol. 51; no. 1; pp. 125 - 128
Main Authors 相澤 章仁, 長野 龍平, 伊東 雄樹
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本緑化工学会 31.08.2025
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ISSN0916-7439
0916-7439
DOI10.7211/jjsrt.51.125

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Summary:東京都清瀬市にある大林組技術研究所において落ち葉敷きの雨庭を施工し,土壌動物相,土壌物理性,降雨時の雨水の貯留・浸透のモニタリングを行った。雨庭の施工直後は土壌動物相は周辺の雑木林よりも貧相であったが,時間経過と共に生物相が豊かになりつつあることがわかった。また,土壌物理性も時間経過と共に改善されていた。降雨時の貯留・浸透モニタリングでは,豪雨時でもほとんど冠水せず,降雨後にも土壌水分が速やかに低下することが観測され,本雨庭の浸透性が高いことが観測された。
ISSN:0916-7439
0916-7439
DOI:10.7211/jjsrt.51.125