側鎖にジアルキルアミド基を導入したモノテルペン化合物の除草活性 (その2) 生理活性物質の合成に関する研究 (第23報)

モノテルペノイドであるシトラール (1), (R) -l-ペリラアルデヒド (2) およびl-ミルテナール (3) を出発物質として用い, ジアルキルアミン類との縮合反応を行い, 得られた縮合生成物の新規用途開発として水田および畑地雑草に対する除草活性試験について検討したところ, 水田雑草に対する除草活性試験では直播および移植水稲に対して低濃度領域で薬害を示さない一方, タマガヤツリおよび広葉雑草 (ミゾハコベなど) に対して良好な生育阻害活性を発現する化合物を見いだすことができた。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本油化学会誌 Vol. 49; no. 5; pp. 501 - 504,516
Main Authors 藤原, 義人, 野村, 正人, 〓村, 一夫, 立花, 伸哉
Format Journal Article
LanguageEnglish
Published 公益社団法人 日本油化学会 20.05.2000
Online AccessGet full text
ISSN1341-8327
1884-1996
DOI10.5650/jos1996.49.501

Cover

More Information
Summary:モノテルペノイドであるシトラール (1), (R) -l-ペリラアルデヒド (2) およびl-ミルテナール (3) を出発物質として用い, ジアルキルアミン類との縮合反応を行い, 得られた縮合生成物の新規用途開発として水田および畑地雑草に対する除草活性試験について検討したところ, 水田雑草に対する除草活性試験では直播および移植水稲に対して低濃度領域で薬害を示さない一方, タマガヤツリおよび広葉雑草 (ミゾハコベなど) に対して良好な生育阻害活性を発現する化合物を見いだすことができた。
ISSN:1341-8327
1884-1996
DOI:10.5650/jos1996.49.501