Technique of earthquake-proof diagnosis of barrages

レベル2地震動に対する堰の耐震照査をより精度良く実施する手法の検討として, 独立行政法人水資源機構が所有する全国の堰数カ所を対象とし, 解析手法や条件等を変えて解析を行い, 耐震照査手法の比較検討を行った。この結果, モデル化や評価手法によって解析結果が大きく異なることがわかった。ここでは, レベル2地震動による2次元動的解析の際に堰柱のモデルとして梁要素とソリッド要素の2種類のモデルで解析を実施した結果を比較した。また, 再現解析を実施した結果から堰柱をソリッド要素でモデル化することの妥当性を検証した上で, 堰の動的解析を実施する場合の留意点, ソリッド要素によるモデルを適用する場合の課題な...

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Published inJournal of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering (Japan) Vol. 76; no. 2; pp. 109 - 112,a1
Main Authors Ueshima, N.(Japan Water Agency, Saitama), Ito, Y, Yamamoto, C, Utsunomiya, J
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published The Japanese Society of Irrigation Drainage and Rural Engineering 01.02.2008
公益社団法人 農業農村工学会
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ISSN1882-2770
1884-7196
DOI10.11408/jjsidre2007.76.109

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Summary:レベル2地震動に対する堰の耐震照査をより精度良く実施する手法の検討として, 独立行政法人水資源機構が所有する全国の堰数カ所を対象とし, 解析手法や条件等を変えて解析を行い, 耐震照査手法の比較検討を行った。この結果, モデル化や評価手法によって解析結果が大きく異なることがわかった。ここでは, レベル2地震動による2次元動的解析の際に堰柱のモデルとして梁要素とソリッド要素の2種類のモデルで解析を実施した結果を比較した。また, 再現解析を実施した結果から堰柱をソリッド要素でモデル化することの妥当性を検証した上で, 堰の動的解析を実施する場合の留意点, ソリッド要素によるモデルを適用する場合の課題などについて述べる。
Bibliography:2008004268
N01
ISSN:1882-2770
1884-7196
DOI:10.11408/jjsidre2007.76.109