子牛の髄芽腫の1例
ホルスタイン種, 雌牛 (14日齢) の小脳虫部に髄芽腫が認められた. 腫瘍組織はシート状に増殖し, ときに偽ロゼット (Homer-Wright型) を形成, あるいは束状~柵状配列を示したが, 真正ロゼット (Flexner型) はまれであった. 腫瘍細胞核の多くは小型, 円形~卵円形で, 細長い核やニンジン形核も認められた. 腫瘍細胞の多くはビメンチン陽性で, 神経特異性エノラーゼはほとんど陰性であった....
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          | Published in | Nippon Juishikai zasshi Vol. 49; no. 12; pp. 854 - 857 | 
|---|---|
| Main Authors | , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            公益社団法人 日本獣医師会
    
        20.12.1996
     | 
| Subjects | |
| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 0446-6454 2186-0211  | 
| DOI | 10.12935/jvma1951.49.854 | 
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| Summary: | ホルスタイン種, 雌牛 (14日齢) の小脳虫部に髄芽腫が認められた. 腫瘍組織はシート状に増殖し, ときに偽ロゼット (Homer-Wright型) を形成, あるいは束状~柵状配列を示したが, 真正ロゼット (Flexner型) はまれであった. 腫瘍細胞核の多くは小型, 円形~卵円形で, 細長い核やニンジン形核も認められた. 腫瘍細胞の多くはビメンチン陽性で, 神経特異性エノラーゼはほとんど陰性であった. | 
|---|---|
| Bibliography: | 550853 ZZ00014801  | 
| ISSN: | 0446-6454 2186-0211  | 
| DOI: | 10.12935/jvma1951.49.854 |