果樹園の放射性セシウム汚染対策技術開発

福島県の2010年の果実産出額は292億円（2010年農林水産省統計値）で，モモ，リンゴ，カキ，ナシ，ブドウなどが主要な樹種である．その中で，“蜂屋”（“甲州百目”の異名）を主な原料に乾燥加工して出荷されるあんぽ柿の2010年の生産額は約30億円（推定）にのぼっていた．2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い放射性セシウム（以下，RCs）が拡散し，県内の果樹地帯全域に降下した．原発事故の発生時期はウメ以外の落葉果樹は発芽前であった．先行研究を基に土壌からの移行が注視され，果実への移行は限定的であると推測されていた．しかし，幼果の段階で予想外の高濃度のRCsが検出された．過...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inEngeigaku kenkyuu Vol. 19; no. 2; pp. 97 - 114
Main Authors 永山, 宏一, 関澤, 春仁, 草塲, 新之助, 佐藤, 守, 八戸, 真弓, 高田, 大輔, 堀井, 幸江, 濱松, 潮香, 桑名, 篤
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人　園芸学会 2020
Subjects
あんぽ柿
東京電力福島第一原発事故
樹皮汚染
発芽前汚染
落葉果樹
Online AccessGet full text
ISSN1347-2658
1880-3571
DOI10.2503/hrj.19.97

Cover

Abstract 福島県の2010年の果実産出額は292億円（2010年農林水産省統計値）で，モモ，リンゴ，カキ，ナシ，ブドウなどが主要な樹種である．その中で，“蜂屋”（“甲州百目”の異名）を主な原料に乾燥加工して出荷されるあんぽ柿の2010年の生産額は約30億円（推定）にのぼっていた．2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い放射性セシウム（以下，RCs）が拡散し，県内の果樹地帯全域に降下した．原発事故の発生時期はウメ以外の落葉果樹は発芽前であった．先行研究を基に土壌からの移行が注視され，果実への移行は限定的であると推測されていた．しかし，幼果の段階で予想外の高濃度のRCsが検出された．過去に，発芽前の果樹園に降下したRCsの移行動態に関する研究はなく，以下の放射能汚染の実態解明と対策技術開発を同時に進めた．1．果樹園および樹体の放射性セシウム汚染の実態および吸収移行経路の解明として，果樹園に降下したRCsは，地表面下数センチ以内にその大部分が留まっており，果実に含まれるRCsは主に樹体へ直接付着したRCsの果実への移行が要因であり，果実のRCs濃度は年数の経過により急速に低下し，その経年推移は指数関数減衰モデルに適合することが明らかになった．2．樹体における放射性セシウム低減技術の開発として，粗皮削りや高圧洗浄機を用いた樹体洗浄により樹体表面の放射線量を大幅に低減でき，後年の果実のRCs濃度低減に効果的であることを初めて定量的に実証した．また，せん定が樹体のRCs保有量を低下させ，果実濃度の低減に一定の効果があることを明らかにした．研究成果は，福島県が策定した“福島県農林地等除染基本方針”（2011年12月）や，“農作物の放射性セシウム対策に係る除染および技術対策の指針”（2012年3月）に反映された．3．あんぽ柿の出荷再開に向けた原料果実の確保と製品管理として，カキ果実の生育期間中のRCsの濃度変化を解析し，加工に適する樹園地のスクリーニング法を確立した．また，生育時および加工時における二次汚染リスクを検証するとともに，製品の非破壊検査機の性能検査に使用する参照試料を作成した．研究成果は，“安全なあんぽ柿生産のための農業生産工程管理実践マニュアル”（2013年10月，福島県あんぽ柿産地振興協会）に反映された．
AbstractList 福島県の2010年の果実産出額は292億円(2010年農林水産省統計値)で，モモ，リンゴ，カキ，ナシ，ブドウなどが主要な樹種である。その中で，“蜂屋”(“甲州百目”の異名)を主な原料に乾燥加工して出荷されるあんぽ柿の2010年の生産額は約30億円(推定)にのぼっていた。2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い放射性セシウム(以下，RCs)が拡散し，県内の果樹地帯全域に降下した。原発事故の発生時期はウメ以外の落葉果樹は発芽前であった。先行研究を基に土壌からの移行が注視され，果実への移行は限定的であると推測されていた。しかし，幼果の段階で予想外の高濃度のRCsが検出された。過去に，発芽前の果樹園に降下したRCsの移行動態に関する研究はなく，以下の放射能汚染の実態解明と対策技術開発を同時に進めた。1. 果樹園および樹体の放射性セシウム汚染の実態および吸収移行経路の解明として，果樹園に降下したRCsは，地表面下数センチ以内にその大部分が留まっており，果実に含まれるRCsは主に樹体へ直接付着したRCsの果実への移行が要因であり，果実のRCs濃度は年数の経過により急速に低下し，その経年推移は指数関数減衰モデルに適合することが明らかになった。2. 樹体における放射性セシウム低減技術の開発として，粗皮削りや高圧洗浄機を用いた樹体洗浄により樹体表面の放射線量を大幅に低減でき，後年の果実のRCs濃度低減に効果的であることを初めて定量的に実証した。また，せん定が樹体のRCs保有量を低下させ，果実濃度の低減に一定の効果があることを明らかにした。研究成果は，福島県が策定した“福島県農林地等除染基本方針”(2011年12月)や，“農作物の放射性セシウム対策に係る除染および技術対策の指針”(2012年3月)に反映された。3. あんぽ柿の出荷再開に向けた原料果実の確保と製品管理として，カキ果実の生育期間中のRCsの濃度変化を解析し，加工に適する樹園地のスクリーニング法を確立した。また，生育時および加工時における二次汚染リスクを検証するとともに，製品の非破壊検査機の性能検査に使用する参照試料を作成した。研究成果は，“安全なあんぽ柿生産のための農業生産工程管理実践マニュアル”(2013年10月，福島県あんぽ柿産地振興協会)に反映された。
福島県の2010年の果実産出額は292億円（2010年農林水産省統計値）で，モモ，リンゴ，カキ，ナシ，ブドウなどが主要な樹種である．その中で，“蜂屋”（“甲州百目”の異名）を主な原料に乾燥加工して出荷されるあんぽ柿の2010年の生産額は約30億円（推定）にのぼっていた．2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い放射性セシウム（以下，RCs）が拡散し，県内の果樹地帯全域に降下した．原発事故の発生時期はウメ以外の落葉果樹は発芽前であった．先行研究を基に土壌からの移行が注視され，果実への移行は限定的であると推測されていた．しかし，幼果の段階で予想外の高濃度のRCsが検出された．過去に，発芽前の果樹園に降下したRCsの移行動態に関する研究はなく，以下の放射能汚染の実態解明と対策技術開発を同時に進めた．1．果樹園および樹体の放射性セシウム汚染の実態および吸収移行経路の解明として，果樹園に降下したRCsは，地表面下数センチ以内にその大部分が留まっており，果実に含まれるRCsは主に樹体へ直接付着したRCsの果実への移行が要因であり，果実のRCs濃度は年数の経過により急速に低下し，その経年推移は指数関数減衰モデルに適合することが明らかになった．2．樹体における放射性セシウム低減技術の開発として，粗皮削りや高圧洗浄機を用いた樹体洗浄により樹体表面の放射線量を大幅に低減でき，後年の果実のRCs濃度低減に効果的であることを初めて定量的に実証した．また，せん定が樹体のRCs保有量を低下させ，果実濃度の低減に一定の効果があることを明らかにした．研究成果は，福島県が策定した“福島県農林地等除染基本方針”（2011年12月）や，“農作物の放射性セシウム対策に係る除染および技術対策の指針”（2012年3月）に反映された．3．あんぽ柿の出荷再開に向けた原料果実の確保と製品管理として，カキ果実の生育期間中のRCsの濃度変化を解析し，加工に適する樹園地のスクリーニング法を確立した．また，生育時および加工時における二次汚染リスクを検証するとともに，製品の非破壊検査機の性能検査に使用する参照試料を作成した．研究成果は，“安全なあんぽ柿生産のための農業生産工程管理実践マニュアル”（2013年10月，福島県あんぽ柿産地振興協会）に反映された．
Author 高田, 大輔
堀井, 幸江
永山, 宏一
佐藤, 守
草塲, 新之助
関澤, 春仁
桑名, 篤
八戸, 真弓
濱松, 潮香
Author_xml – sequence: 1
  fullname: 永山, 宏一
  organization: 福島県会津農林事務所喜多方農業普及所
– sequence: 1
  fullname: 関澤, 春仁
  organization: 福島県農林水産部畜産課
– sequence: 1
  fullname: 草塲, 新之助
  organization: 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹茶業研究部門
– sequence: 1
  fullname: 佐藤, 守
  organization: 福島大学農学群食農学類
– sequence: 1
  fullname: 八戸, 真弓
  organization: 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門
– sequence: 1
  fullname: 高田, 大輔
  organization: 福島大学農学群食農学類
– sequence: 1
  fullname: 堀井, 幸江
  organization: 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹茶業研究部門
– sequence: 1
  fullname: 濱松, 潮香
  organization: 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門
– sequence: 1
  fullname: 桑名, 篤
  organization: 福島県農林水産部環境保全農業課
BackLink https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030932443$$DView record in AgriKnowledge
BookMark eNo9kEtLw0AUhQdRsNYu_CGpc2cynQy4keILCm50PUwymTaxNiUpiLtaXenOSkEpPjbqxtdKVOifCU31X9hScXPv5dzzncVZQLONqOEjtAS4SBimy7U4LIIoCj6DcuA42KKMw-z4pja3SIk586iQJIGLCQXGuU1zSGTX_ezxY9g_T4-es4vB8PUkaz-kna-085527tPj2-ztKrvpDl8Go6dedtr-vuv-9M5Gl5-LaM6oeuIX_nYe7a6v7ZQ3rcr2xlZ5tWIpwoBaNtMCY8Js4lMDwKgmWpU8rY0BImyba3uillxHg2KCCmYcrAzzwAjjKpfmEZ_mKmPioCVVNQ72GtFB3ddVX0YqkJOHJ6uRDJsSg8RYEAc4jMmVKRkmLTX2NuNgX8WHUsWtwKv7clyXBCHJZAj-L3s1FctQ0V-323qu
ContentType Journal Article
Copyright 2020 園芸学会
Copyright_xml – notice: 2020 園芸学会
DBID N5S
DOI 10.2503/hrj.19.97
DatabaseName AgriKnowledge Journals
DatabaseTitleList

DeliveryMethod fulltext_linktorsrc
EISSN 1880-3571
EndPage 114
ExternalDocumentID oai_affrc_go_jp_01_00928171
article_hrj_19_2_19_97_article_char_ja
GroupedDBID 2WC
5GY
7.U
ABJNI
ACGFS
ACPRK
AFRAH
ALMA_UNASSIGNED_HOLDINGS
B.T
CS3
JSF
JSH
KQ8
N5S
OK1
RJT
RZJ
TKC
ID FETCH-LOGICAL-a2513-45d9002542e3f1153d2da6cddff129447d411536b8d1a59395f80af5c1f9fbab3
ISSN 1347-2658
IngestDate Fri Sep 19 12:26:40 EDT 2025
Wed Sep 03 06:30:43 EDT 2025
IsDoiOpenAccess true
IsOpenAccess true
IsPeerReviewed false
IsScholarly true
Issue 2
Language Japanese
LinkModel OpenURL
MergedId FETCHMERGED-LOGICAL-a2513-45d9002542e3f1153d2da6cddff129447d411536b8d1a59395f80af5c1f9fbab3
Notes 932443
ZZ20004168
OpenAccessLink https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030932443
PageCount 18
ParticipantIDs affrit_agriknowledge_oai_affrc_go_jp_01_00928171
jstage_primary_article_hrj_19_2_19_97_article_char_ja
PublicationCentury 2000
PublicationDate 2020
PublicationDateYYYYMMDD 2020-01-01
PublicationDate_xml – year: 2020
  text: 2020
PublicationDecade 2020
PublicationTitle Engeigaku kenkyuu
PublicationTitleAlternate 園学研
PublicationYear 2020
Publisher 一般社団法人　園芸学会
Publisher_xml – name: 一般社団法人　園芸学会
References 高田大輔・安永円理子・田野井慶太朗・中西友子・佐々木治人・大下誠一．2012e．放射性降下物に起因した果樹樹体内放射性核種の分布（第4報）―モモ樹体内における放射性セシウム含量とその分布について―．RADIOISOTOPES．61: 607–612.
湯田美菜子・佐藤, 守・阿部和博・額田光彦・斎藤祐一・山口奈々子・瀧田克典・味戸裕幸・大野　剛・村松康行・菊永英寿・大槻　勤．2014b．落葉果樹における部位別放射性セシウムの経年変化と除染の効果．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号：78–81
Mück, K. 1997. Long-term effective decrease of cesium concentration in foodstuffs after nuclear fallout. Health Phys. 72: 659–673.
阿部和博・佐藤, 守・瀧田克典・湯田美菜子・味戸裕幸・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2014a．休眠期に汚染されたカキの葉中および果実中放射性セシウムの挙動および樹体除染処理効果の検証．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号：74–77
高田大輔・福田文夫・久保田尚浩．2008．栽培管理法の違いがモモ‘紅清水’の赤肉果発生と果実発育に及ぼす影響．園学研．7: 367–373.
Aoki, D., R. Asai, R. Tomioka, Y. Matsushita, H. Asakura, M. Tabuchi and K. Fukushima. 2017. Translocation of 133Cs administered to Cryptomeria japonica wood. Sci. Total Environ. 584–585: 88–95.
Takata, D. 2013. Distribution of radiocaesium from the radioactive fallout in fruit trees. p. 143–162. In: T. M. Nakanishi and K. Tanoi (eds.). Agricultural implications of the Fukushima nuclear accident. Springer, Tokyo.
Van Bell, A. J. E. 1990. Xylem-phloem exchange via the rays: The undervalued route of transport. J. Exp. Bot. 41: 631–644
Antonopoulos-Domis, M., A. Clouvas and A. Gagianas. 1990. Compartment model for long-term contamination prediction in deciduous fruit trees after a nuclear accident. Health Phys. 58: 737–741.
佐藤, 守・高瀬つぎ子・寺島顕一・小林奈通子・田野井慶太朗・山口克彦．2018．樹種，着果数および汚染葉の位置が葉から果実への放射性セシウム移行に及ぼす影響．園学研．17（別1）: 88.
佐藤, 守・渡邊善仁・高瀬つぎ子・高田大輔・山口克彦．2019c．山間地ユズ園における137Csの果実への移行要因の検証および汚染量診断法の開発．園学研．18（別1）: 69.
Mahara, Y., T. Ohta, H. Ogawa and A. Kumata. 2014. Atmospheric direct uptake and long-term fate of radiocesium in trees after the Fukushima nuclear accident. Sci. Rep. DOI: 10.1038/srep07121. 〈https://www.nature.com/articles/srep07121
田上恵子・内田滋夫．2014．カキの果実及び葉中の放射性セシウムの濃度の比較―2011年春～2013年夏までの結果―．RADIOISOTOPES．63: 87–92.
Takata, D. 2016. Translocation of radiocesium in fruit trees. p. 119–143. In: T. M. Nakanishi and K. Tanoi (eds.). Agricultural implications of the Fukushima nuclear accident. The first three years. Springer, Tokyo.
Sato, M., H. Akai, Y. Saito, T. Takase, H. Kikunaga, N. Sekiya, T. Ohtsuki and K. Yamaguchi. 2019a. Use of different surface covering materials to enhance removal of radiocaesium in plants and upper soil from orchards in Fukushima prefecture. J. Environ. Radioact. 196: 204–211.
湯田美菜子・佐藤, 守・阿部和博・額田光彦・斎藤祐一・赤井広子・瀧田克典・滝田雄基・高瀬つぎ子・河津賢澄・高田大輔・田野井慶太朗・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2014a．果樹の葉および果実中の137Cs濃度の経年推移のモデル化．園学研．13（別1）: 89.
Ehlken, S. and G. Kirchner. 2002. Environmental processes affecting plant root uptake of radioactive trace elements and variability of transfer factor data. J. Environ. Radioact. 58: 97–112.
高田大輔．2017．モモ樹体内の部位別セシウム含量の解明と季節的・経年的変化．（2）放射性セシウムの樹体への移行と樹体内での再分配．農林水産技術会議事務局研究成果．565: 55–59.
福島県あんぽ柿産地振興協会．2018b．安全なあんぽ柿生産のための農業生産工程管理（GAP）実践マニュアル（平成30年度改訂版）．p. 1–8
小松知未．2014b．原子力災害後の果樹経営における販売実態と直接販売の動向―福島市を事例として―．農業経営研究．52: 47–52.
Shiozawa, S. 2013. Vertical migration of radiocesium fallout in soil in Fukushima. p. 49–60. In: T. M. Nakanishi, K. Tanoi (eds.). Agricultural implications of the Fukushima nuclear accident. Springer Japan, Tokyo.
佐藤, 守・三田村　諭・渡邊善仁．2019b．果樹園土壌中137Cs垂直分布の経年推移及び下方移行要因．福島県放射線関連支援技術情報．〈http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/315497.pdf
高田大輔．2013．放射性降下物の農畜水産物等への影響―9：果樹樹体内への放射性セシウムの移行について．化学と生物．51: 111–116.
松葉隆行・大野　光．2011a．牧草等を利用して土壌を剥ぎ取れば，土壌中の放射性物質を効率的に除去できる．平成23年度東北農業研究成果情報．〈https://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/seika/jyouhou/H23/kyoutuu/H23kyoutuu004.html
阿部和博・佐藤, 守・瀧田克典・湯田美菜子・味戸裕幸・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2013．休眠期に汚染されたカキの葉中および果実中放射性セシウムの挙動および樹体除染処理効果の検証．園学研．12（別1）: 77.
Carini, F., I. A. Scotti, M. Montruccoli and S. Silva. 1996. 134Cs foliar contamination of vine: translocation to grapes and transfer to wine. p. 163–169. In: M. Gerzabek (ed.). Proceedings of the international symposium on radioecology: ten years terrestrial radioecological research following the Chernobyl accident. Austrian Soil Science Society, Vienna.
IAEA. 2003. Modeling the transfer of radionuclides to fruit. Report of the fruits working group of BIOMASS theme 3. IAEA, Vienna.
Kusaba, S., K. Matsuoka, T. Saito, N. Kihou and K. Hiraoka. 2015b. Changes in radiocesium concentration in a Japanese chestnut (Castanea crenata Sieold & Zucc.) orchard following radioactive fallout. Soil Sci. Plant Nutr. 61: 165–168.
Carini, F., I. A. Scotti and P. G. D’Alessandro. 1999. 134Cs and 85Sr in fruit plants following wet aerial deposition. Health Phys. 77: 520–529.
青田　聡・松葉隆行・大野　光・高橋　誠・鈴木庄一・小田切元・伊藤直樹・小野里泰仁・石丸雅邦・佐久間大輔・富田利章．2014．表土をスライスできる簡易な土壌切削装置の開発．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号：19–22
関澤春仁・堀井幸江・桑名, 篤・八戸真弓・濱松潮香．2019．同一ほ場におけるカキ幼果のセシウム-137濃度の樹間差．RADIOISOTOPES．68: 345–354.
松葉隆行・大野　光．2011b．草生栽培の草と同時に土壌を剥ぎ取れば，放射性物質を効率的に除去できる．平成23年度東北農業研究成果情報．〈https://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/seika/jyouhou/H23/kyoutuu/H23kyoutuu005.html
関澤春仁・佐藤真理・相原隆志・村上敏文・八戸真弓・濱松潮香．2016a．カキ果実におけるへたを経由した放射性セシウム-137の移行．RADIOISOTOPES．65: 129–135.
Madoz-Escande, C., C. Colle and C. Adam. 2002. Evolution of cesium and strontium contamination deposited on vines. Radioprotection – Colloques. 37C1: 515–520.
菅家文左衛門．2014．生産者の被ばくからみた放射性物質汚染対策の課題．土肥誌．85: 141–143.
佐藤, 守．2014．休眠期に汚染された落葉果樹における放射性セシウム移行メカニズムと吸収抑制対策．土肥誌．85: 103–106.
関澤春仁・佐藤真理・相原隆志・村上敏文・八戸真弓・濱松潮香．2016b．カキ果実におけるへたを経由した放射性セシウム-137の移行（第2報）．RADIOISOTOPES．65: 507–515.
農林水産省．2010．2011．2016．2018．統計情報．〈http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/index.html
Antonopoulos-Domis, M., A. Clouvas and A. Gagianas. 1996. Long term radiocesium contamination of fruit trees following the Chernobyl accident. Health Phys. 71: 910–914.
阿部和博・佐藤, 守・湯田美菜子・瀧田克典・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2014b．カキ‘蜂屋’の葉，果実および樹皮中137Cs濃度の経年推移に及ぼす除染の影響．園学研．13（別1）: 88.
Kusaba, S., K. Matsuoka, K. Abe, H. Ajito, M. Abe, N. Sakuma, Y. Saito, H. Shimura, N. Kihou and K. Hiraoka. 2016. Effect of soil surface management on radiocesium concentrations in apple orchard and fruit. Hort. J. 85: 30–36.
桑名, 篤・安達義輝・松本　登・佐藤, 守．2017a．せん定処理および改植によるカキ‘蜂屋’の放射性セシウム濃度の推移．園学雑．16（別2）: 167.
佐藤, 守・阿部和博・高田大輔・大野　剛・高瀬つぎ子・河津賢澄・田野井慶太朗．2014．休眠期に汚染された落葉果樹の放射性セシウムの樹体内への移行経路の解明．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号：70–73
堀井幸江・関澤春仁・八戸真弓・草塲新之助・濱松潮香．2019．カキ果実の異なる生育段階における137Cs濃度の変化．園学研．18: 391–397.
中野龍平．1999．カキ果実の生長第3期における呼吸上昇と果実の肥大・成熟との関連について．岡山大農学報．88: 131–139.
Sato, M., D. Takata, K. Tanoi, T. Ohtsuki and Y. Muramatsu. 2015b. Radiocaesium transfer into the fruit of deciduous fruit trees contaminated during dormancy. Soil Sci. Plant Nutr. 61: 156–164.
福島県農林水産部．2013．農林水産分野における東日本大震災の記録（第1版）．p. 104–105
阿部和博・佐藤, 守・山口奈々子・瀧田克典・湯田美菜子・額田光彦・佐久間宣昭・安部　充・田野井慶太朗・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2012．モモにおける放射性Csの樹皮汚染と除染技術の開発．園学研．11（別1）: 153.
佐藤, 守・渡邊善仁．2019．樹園地における空間線量率の実効半減期及び剥土による空間線量率の低減効果．福島県放射線関連支援技術情報．〈http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/315496.pdf
高田大輔・安永円理子・田野井慶太朗．2013b．放射性降下物に起因した果樹樹体内放射性核種の分布（第6報）―土壌の137Cs濃度の不均一性がブドウ及びイチジクの樹体への移行に及ぼす影響―．RADIOISOTOPES．62: 533–538.
赤井広子・斎藤祐一・瀧田克典・湯田美菜子・佐藤, 守．2016．敷設資材と下草を活用した土壌除染法．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号2: 7–16.
Sato, M., K. Abe, H. Kikunaga, D. Takata, K. Tanoi, T. Ohtsuki and Y. Muramatsu. 2015a. Decontamination effects of bark washing with a high-pressure washer on peach [Prunus persica (L.) Batsch] and Japanese persimmon (Diospyros kaki Thunb.) contaminated with radiocaesium during dormancy. Hort. J. 84: 295–304.
Scotii, I. A. and S. Silva. 1992. Foliar absorption and leaf-fruit transfer of 137Cs in fruit trees. J. Environ. Radioact. 16: 97–108.
Katana, H., C. Bunnenberg and W. Kuehn. 1988. Studies on the translocation of 134Cs from leaves to fruit of apple trees. p. 72–78. In: Commissariat à l’Energie Atomique (ed.). Impact des accident d’ Origine nuclearie sur l’environment, proceedings of the IV symposium international de radioecologie de Cadarache, Vol 2. Cadarache, France.
福島県農林水産部．2012．農作物の放射性セシウム対策に係る除染及び技術対策の指針．〈http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/61508.pdf
Kusaba, S., K. Matsuoka, K. Abe, H. Ajito, M. Abe, N. Kihou and K. Hiraoka. 2015a. Changes in radiocesium concentration in a blueberry (Vaccinium virgatum Aiton) orchard resulting from radioactive fallout. Soil Sci. Plant Nutr. 61: 169–173.
Islam, M. A. and S. Begum. 2012. Histochemical and anatomical studies of phloem and xylem cells of jackfruit (Artocarpus heterophyllus Lam.) tree. Int. J. Nat. Sci. 2: 1–7.
鈴木芳成・佐藤, 守・矢内清恭．2018．連載講座　福島の環境回復に向けた取り組み（第9回）農畜産物の放射性物質対策．日本原子力学会誌．60: 41–45.
Matsuoka, K., N. Moritsuka, S. Kusaba and K. Hiraoka. 2019. Concentrations of natural stable Cs in organs of blueberry bushes grown in three types of soils treated with acidification or fertilization. Hort. J. 88: 31–40.
高田大輔・佐藤, 守・阿部和博・小林奈通子・田野井慶太朗・安永円理子．2014．放射性降下物に起因した果樹樹体内放射性核種の分布（第8報）―摘果果実を用いたモモ成熟果実の放射性Cs濃度の推定について―．RADIOISOTOPES．63: 293–298.
IAEA. 2010. Handbook of parameter values for the prediction of radionuclide transfer in terrestrial and freshwater environments. Technical reports series No.472. IAEA, Vienna.
Renaud, P. and M. A. Gonze. 2014. Lessons from the Fukushima and Chernobyl accidents concerning the 137Cs contamination of orchard fresh fruits. Radioprotection 49: 169–175.
Sato, M., T. Takase and K. Yamaguchi. 2017a. Development of methods for collecting the stemfow on the trunk of trees contaminated with radioactive fallout. J. Agric. Meteorol. 73: 82–87.
Pröhl, G., I. Fiedler, H. Koch-Steindl, C. Leser and D. Treutter. 2003. Interzeption und translokation von radiocäsium bei obst und beeren. Bundesministerium für Umwelt, Naturschutz und Reaktorsicherheit, Bonn.
松岡かおり・草塲新之助・西尾聡悟・平岡潔志．2016．放射性降下物を受けたクリ樹の放射性セシウムの濃度と蓄積量に及ぼす冬季せん定の効果．RADIOISOTOPES. 65: 367–376.
Hamada, N., H. Ogino and Y. Fujimichi. 2012. Safety regulations of food and water implemented in the first year following the Fukushima nuclear accident. J. Radiat. Res. 53: 641–671.
Takata, D. 2019. The transition of radiocesium in peach trees after the Fukushima nuclear accident. p. 85–105. In: T. M. Nakanishi, M. O’Brien and K. Tanoi (eds.). Agricultural implications of the Fukushima nuclear accident (III). After 7 years. Springer, Singapore.
佐藤, 守．2018．休眠期に汚染された落葉果樹における放射性セシウムの蓄積と移行．福島大学共生システム理工学研究科学位論文
高田大輔・安永円理子・田野井慶太朗・中西友子・佐々木治人・大下誠一．2012d．―放射性降下物低濃度地域における核果類に関する事例的調査―．RADIOISOTOPES．61: 321–326.
安達義輝・小野勇治・額田光彦・桑名, 篤・増子俊明．2017．
References_xml – reference: Antonopoulos-Domis, M., A. Clouvas and A. Gagianas. 1996. Long term radiocesium contamination of fruit trees following the Chernobyl accident. Health Phys. 71: 910–914.
– reference: Kusaba, S., K. Matsuoka, K. Abe, H. Ajito, M. Abe, N. Sakuma, Y. Saito, H. Shimura, N. Kihou and K. Hiraoka. 2016. Effect of soil surface management on radiocesium concentrations in apple orchard and fruit. Hort. J. 85: 30–36.
– reference: 赤井広子・斎藤祐一・瀧田克典・湯田美菜子・佐藤, 守．2016．敷設資材と下草を活用した土壌除染法．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号2: 7–16.
– reference: Scotii, I. A. and S. Silva. 1992. Foliar absorption and leaf-fruit transfer of 137Cs in fruit trees. J. Environ. Radioact. 16: 97–108.
– reference: Pröhl, G., S. Ehlken, I. Fiedler, G. Kirchner, E. Klemt and G. Zibold. 2006. Ecological half-lives of 90Sr and 137Cs in terrestrial and aquatic ecosystems. J. Environ. Radioact. 91: 41–72.
– reference: Carini, F., I. A. Scotti, M. Montruccoli and S. Silva. 1996. 134Cs foliar contamination of vine: translocation to grapes and transfer to wine. p. 163–169. In: M. Gerzabek (ed.). Proceedings of the international symposium on radioecology: ten years terrestrial radioecological research following the Chernobyl accident. Austrian Soil Science Society, Vienna.
– reference: 堀井幸江・草塲新之助・佐藤, 守・桑名, 篤・松波寿弥．2018．フォールアウト後に植栽した樹体における移行係数の経年変化．園学研．17（別1）: 307.
– reference: Kusaba, S., K. Matsuoka, K. Abe, H. Ajito, M. Abe, N. Kihou and K. Hiraoka. 2015a. Changes in radiocesium concentration in a blueberry (Vaccinium virgatum Aiton) orchard resulting from radioactive fallout. Soil Sci. Plant Nutr. 61: 169–173.
– reference: 高田大輔・佐藤, 守・阿部和博・小林奈通子・田野井慶太朗・安永円理子．2014．放射性降下物に起因した果樹樹体内放射性核種の分布（第8報）―摘果果実を用いたモモ成熟果実の放射性Cs濃度の推定について―．RADIOISOTOPES．63: 293–298.
– reference: Hiraoka, K., K. Matsuoka and S. Kusaba. 2015. Differences in the distribution of radiocesium in deciduous and evergreen fruit trees: A case study. Soil Sci. Plant Nutr. 61: 230–234.
– reference: Mahara, Y., T. Ohta, H. Ogawa and A. Kumata. 2014. Atmospheric direct uptake and long-term fate of radiocesium in trees after the Fukushima nuclear accident. Sci. Rep. DOI: 10.1038/srep07121. 〈https://www.nature.com/articles/srep07121〉．
– reference: 高田大輔．2013．放射性降下物の農畜水産物等への影響―9：果樹樹体内への放射性セシウムの移行について．化学と生物．51: 111–116.
– reference: Hamada, N., H. Ogino and Y. Fujimichi. 2012. Safety regulations of food and water implemented in the first year following the Fukushima nuclear accident. J. Radiat. Res. 53: 641–671.
– reference: 高田大輔．2017．モモ樹体内の部位別セシウム含量の解明と季節的・経年的変化．（2）放射性セシウムの樹体への移行と樹体内での再分配．農林水産技術会議事務局研究成果．565: 55–59.
– reference: 高田大輔・安永円理子・田野井慶太朗・中西友子・佐々木治人・大下誠一．2012d．―放射性降下物低濃度地域における核果類に関する事例的調査―．RADIOISOTOPES．61: 321–326.
– reference: 佐藤, 守・阿部和博・高田大輔・大野　剛・高瀬つぎ子・河津賢澄・田野井慶太朗．2014．休眠期に汚染された落葉果樹の放射性セシウムの樹体内への移行経路の解明．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号：70–73．
– reference: 田上恵子・内田滋夫．2014．カキの果実及び葉中の放射性セシウムの濃度の比較―2011年春～2013年夏までの結果―．RADIOISOTOPES．63: 87–92.
– reference: IAEA. 2003. Modeling the transfer of radionuclides to fruit. Report of the fruits working group of BIOMASS theme 3. IAEA, Vienna.
– reference: 小松知未．2014a．原子力災害の被災地域における放射性物質対策の実態と支援方策―福島県・伊達地域を事例に―．農村経済研究．32: 25–35.
– reference: 桑名, 篤・安達義輝・松本　登・佐藤, 守．2017a．せん定処理および改植によるカキ‘蜂屋’の放射性セシウム濃度の推移．園学雑．16（別2）: 167.
– reference: Takata, D. 2019. The transition of radiocesium in peach trees after the Fukushima nuclear accident. p. 85–105. In: T. M. Nakanishi, M. O’Brien and K. Tanoi (eds.). Agricultural implications of the Fukushima nuclear accident (III). After 7 years. Springer, Singapore.
– reference: Sato, M., H. Akai, Y. Saito, T. Takase, H. Kikunaga, N. Sekiya, T. Ohtsuki and K. Yamaguchi. 2019a. Use of different surface covering materials to enhance removal of radiocaesium in plants and upper soil from orchards in Fukushima prefecture. J. Environ. Radioact. 196: 204–211.
– reference: Mück, K. 1997. Long-term effective decrease of cesium concentration in foodstuffs after nuclear fallout. Health Phys. 72: 659–673.
– reference: Takata, D. 2013. Distribution of radiocaesium from the radioactive fallout in fruit trees. p. 143–162. In: T. M. Nakanishi and K. Tanoi (eds.). Agricultural implications of the Fukushima nuclear accident. Springer, Tokyo.
– reference: 佐藤, 守・桑名, 篤・南　春菜・渡邊善仁・高田大輔・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤．2019a．幼果期と収穫期における果実および葉中137Cs濃度の経時的推移．Proceedings of the 20th Workshop on Environmental Radioactivity: 143–148.
– reference: 佐藤, 守．2012．福島の果樹，この一年―原発事故初年の放射能汚染対策試験から―．放射化学ニュース．26: 21–31.
– reference: 佐藤, 守．2018．休眠期に汚染された落葉果樹における放射性セシウムの蓄積と移行．福島大学共生システム理工学研究科学位論文．
– reference: 阿部和博・佐藤, 守・瀧田克典・湯田美菜子・味戸裕幸・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2013．休眠期に汚染されたカキの葉中および果実中放射性セシウムの挙動および樹体除染処理効果の検証．園学研．12（別1）: 77.
– reference: 福島県農林水産部．2013．農林水産分野における東日本大震災の記録（第1版）．p. 104–105．
– reference: 湯田美菜子・阿部和博・佐藤, 守・太田智彦・大西正洋．2016．果樹園の小型機械を利用した表土剥土．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号2: 17–20.
– reference: Sato, M., T. Takase and K. Yamaguchi. 2017b. Effects of bark washing and epiphytic moss on 137Cs activity concentration in bark and stemflow in Japanese persimmon (Diospyros kaki Thunb.) J. Environ. Radioact. 178–179: 360–366.
– reference: 桑名, 篤・増子俊明・安達義輝．2017b．カキ苗新植時における土壌管理と放射性セシウムの吸収．福島県放射線関連支援技術情報．〈https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/255866.pdf〉．
– reference: 福島県あんぽ柿産地振興協会．2018a．平成29年度産あんぽ柿の放射性物質検査情報．〈http://www.fs.zennoh.or.jp/product/vegi/furuit/winter/pdf/kensa20180404.pdf〉．
– reference: Carini, F. and E. Lombi. 1997. Foliar and soil uptake of 134Cs and 85Sr by grape vines. Sci. Total Environ. 207: 157–164.
– reference: Katana, H., C. Bunnenberg and W. Kuehn. 1988. Studies on the translocation of 134Cs from leaves to fruit of apple trees. p. 72–78. In: Commissariat à l’Energie Atomique (ed.). Impact des accident d’ Origine nuclearie sur l’environment, proceedings of the IV symposium international de radioecologie de Cadarache, Vol 2. Cadarache, France.
– reference: Tanigaki, M., R. Okumura, K. Takamiya, N. Sato, H. Yoshino, H. Yoshinaga, Y. Kobayashi, A. Uehara and H. Yamana. 2015. Development of KURAMA-II and its operation in Fukushima. Nucl. Instrum. Methods Phys. Res. A 781: 57–64.
– reference: 阿部和博・佐藤, 守・山口奈々子・瀧田克典・湯田美菜子・額田光彦・佐久間宣昭・安部　充・田野井慶太朗・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2012．モモにおける放射性Csの樹皮汚染と除染技術の開発．園学研．11（別1）: 153.
– reference: 湯田美菜子・佐藤, 守・阿部和博・額田光彦・斎藤祐一・赤井広子・瀧田克典・滝田雄基・高瀬つぎ子・河津賢澄・高田大輔・田野井慶太朗・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2014a．果樹の葉および果実中の137Cs濃度の経年推移のモデル化．園学研．13（別1）: 89.
– reference: 福島県あんぽ柿産地振興協会．2018b．安全なあんぽ柿生産のための農業生産工程管理（GAP）実践マニュアル（平成30年度改訂版）．p. 1–8．
– reference: 松葉隆行・大野　光．2011a．牧草等を利用して土壌を剥ぎ取れば，土壌中の放射性物質を効率的に除去できる．平成23年度東北農業研究成果情報．〈https://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/seika/jyouhou/H23/kyoutuu/H23kyoutuu004.html〉．
– reference: 菅家文左衛門．2014．生産者の被ばくからみた放射性物質汚染対策の課題．土肥誌．85: 141–143.
– reference: 松葉隆行・大野　光．2011b．草生栽培の草と同時に土壌を剥ぎ取れば，放射性物質を効率的に除去できる．平成23年度東北農業研究成果情報．〈https://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/seika/jyouhou/H23/kyoutuu/H23kyoutuu005.html〉．
– reference: 関澤春仁・堀井幸江・桑名, 篤・八戸真弓・濱松潮香．2019．同一ほ場におけるカキ幼果のセシウム-137濃度の樹間差．RADIOISOTOPES．68: 345–354.
– reference: Carini, F., I. A. Scotti and P. G. D’Alessandro. 1999. 134Cs and 85Sr in fruit plants following wet aerial deposition. Health Phys. 77: 520–529.
– reference: 鈴木芳成・佐藤, 守・矢内清恭．2018．連載講座　福島の環境回復に向けた取り組み（第9回）農畜産物の放射性物質対策．日本原子力学会誌．60: 41–45.
– reference: 湯田美菜子・佐藤, 守・阿部和博・額田光彦・斎藤祐一・山口奈々子・瀧田克典・味戸裕幸・大野　剛・村松康行・菊永英寿・大槻　勤．2014b．落葉果樹における部位別放射性セシウムの経年変化と除染の効果．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号：78–81．
– reference: 高田大輔・佐藤, 守・阿部和博・安永円理子・田野井慶太朗．2013a．放射性降下物に起因した果樹樹体内放射性核種の分布（第5報）―ブドウ‘巨峰’における接ぎ穂から他器官へ137Csの移行について―．RADIOISOTOPES．62: 455–459.
– reference: Matsuoka, K., N. Moritsuka, S. Kusaba and K. Hiraoka. 2019. Concentrations of natural stable Cs in organs of blueberry bushes grown in three types of soils treated with acidification or fertilization. Hort. J. 88: 31–40.
– reference: Carini, F. 2009. Radionuclide transfer to fruit in the IAEA TRS 364 Revision. J. Environ. Radioact. 100: 752–756.
– reference: 青田　聡・松葉隆行・大野　光・高橋　誠・鈴木庄一・小田切元・伊藤直樹・小野里泰仁・石丸雅邦・佐久間大輔・富田利章．2014．表土をスライスできる簡易な土壌切削装置の開発．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号：19–22．
– reference: 堀井幸江・関澤春仁・八戸真弓・草塲新之助・濱松潮香．2019．カキ果実の異なる生育段階における137Cs濃度の変化．園学研．18: 391–397.
– reference: 濱松潮香・八戸真弓・佐藤真理・関澤春仁．2017．あんぽ柿の加工における放射性セシウム動態解明．農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果．565号：68–78．
– reference: 小松知未．2014b．原子力災害後の果樹経営における販売実態と直接販売の動向―福島市を事例として―．農業経営研究．52: 47–52.
– reference: Tagami, K. 2017. Effective half-lives of radiocesium in terrestrial plants observed after nuclear power plant accidents. p. 125–138. In: D. K. Gupta and C. Walther (eds.). Impact of cesium on plants and the environment. Springer International Publishing Switzerland.
– reference: 福島県農林水産部．2012．農作物の放射性セシウム対策に係る除染及び技術対策の指針．〈http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/61508.pdf〉．
– reference: 岩淵幸治．2014．ブルーベリーにおける放射性セシウムの吸収抑制．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号：82–85．
– reference: 中野龍平．1999．カキ果実の生長第3期における呼吸上昇と果実の肥大・成熟との関連について．岡山大農学報．88: 131–139.
– reference: Kusaba, S., K. Matsuoka, T. Saito, N. Kihou and K. Hiraoka. 2015b. Changes in radiocesium concentration in a Japanese chestnut (Castanea crenata Sieold & Zucc.) orchard following radioactive fallout. Soil Sci. Plant Nutr. 61: 165–168.
– reference: Zehnder, H. J., P. Kopp, J. Eikenberg, U. Feller and J. J. Oertli. 1995. Uptake and transport of radioactive cesium and strontium into grapevines after leaf contamination. Radiat. Phys. Chem. 46: 61–69.
– reference: 松岡かおり・草塲新之助・西尾聡悟・平岡潔志．2016．放射性降下物を受けたクリ樹の放射性セシウムの濃度と蓄積量に及ぼす冬季せん定の効果．RADIOISOTOPES. 65: 367–376.
– reference: 阿部和博・佐藤, 守・湯田美菜子・瀧田克典・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2014b．カキ‘蜂屋’の葉，果実および樹皮中137Cs濃度の経年推移に及ぼす除染の影響．園学研．13（別1）: 88.
– reference: Islam, M. A. and S. Begum. 2012. Histochemical and anatomical studies of phloem and xylem cells of jackfruit (Artocarpus heterophyllus Lam.) tree. Int. J. Nat. Sci. 2: 1–7.
– reference: Shiozawa, S. 2013. Vertical migration of radiocesium fallout in soil in Fukushima. p. 49–60. In: T. M. Nakanishi, K. Tanoi (eds.). Agricultural implications of the Fukushima nuclear accident. Springer Japan, Tokyo.
– reference: 八戸真弓・等々力節子・海野泰裕・三浦　勉・柚木　彰・濱松潮香．2016．放射性セシウム分析用玄米粒認証標準物質の調製方法と保存方法の開発．RADIOISOTOPES．65: 169–180.
– reference: 高田大輔・安永円理子・田野井慶太朗．2013b．放射性降下物に起因した果樹樹体内放射性核種の分布（第6報）―土壌の137Cs濃度の不均一性がブドウ及びイチジクの樹体への移行に及ぼす影響―．RADIOISOTOPES．62: 533–538.
– reference: 農林水産省．2012．平成22年産特産果樹生産動態等調査．干し柿生産出荷実績調査．〈http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokusan_kazyu/index.html〉．
– reference: Madoz-Escande, C., C. Colle and C. Adam. 2002. Evolution of cesium and strontium contamination deposited on vines. Radioprotection – Colloques. 37C1: 515–520.
– reference: 関澤春仁・佐藤真理・相原隆志・村上敏文・八戸真弓・濱松潮香．2016b．カキ果実におけるへたを経由した放射性セシウム-137の移行（第2報）．RADIOISOTOPES．65: 507–515.
– reference: Van Bell, A. J. E. 1990. Xylem-phloem exchange via the rays: The undervalued route of transport. J. Exp. Bot. 41: 631–644
– reference: 高田大輔・安永円理子・田野井慶太朗・小林奈通子・中西友子，佐々木治人，大下誠一．2012b．―福島県南地域におけるブドウとモモの樹体内放射性セシウム濃度について―．RADIOISOTOPES．61: 601–606.
– reference: Sato, M., K. Matsuoka, T. Takase, N. I. Kobayashi, H. Kikunaga, D. Takata, K. Tanoi, T. Ohtsuki, S. Kusaba and K. Yamaguchi. 2019b. Vertical migration of 137Cs in Japanese orchards after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident. Hort. J. 88: 150–163.
– reference: 環境省．2011．除染等の措置に係るガイドライン．〈https://www.jcmanet.or.jp/daishinsai/2011/kankyo_guideline/02.pdf〉．
– reference: 安達義輝・小野勇治・額田光彦・桑名, 篤・増子俊明．2017．リンゴ及びナシ樹における表土剥土処理の影響評価．福島県放射線関連支援技術情報．〈https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/255864.pdf〉．
– reference: 農林水産省．2010．2011．2016．2018．統計情報．〈http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/index.html〉．
– reference: 阿部和博・佐藤, 守・瀧田克典・湯田美菜子・味戸裕幸・大野　剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2014a．休眠期に汚染されたカキの葉中および果実中放射性セシウムの挙動および樹体除染処理効果の検証．福島農総セ研報．放射性物質対策特集号：74–77．
– reference: 佐藤, 守・渡邊善仁．2019．樹園地における空間線量率の実効半減期及び剥土による空間線量率の低減効果．福島県放射線関連支援技術情報．〈http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/315496.pdf〉．
– reference: Sato, M., K. Abe, H. Kikunaga, D. Takata, K. Tanoi, T. Ohtsuki and Y. Muramatsu. 2015a. Decontamination effects of bark washing with a high-pressure washer on peach [Prunus persica (L.) Batsch] and Japanese persimmon (Diospyros kaki Thunb.) contaminated with radiocaesium during dormancy. Hort. J. 84: 295–304.
– reference: 高田大輔・佐藤, 守・阿部和博・田野井慶太朗・小林奈通子・安永円理子・佐々木治人・中西友子・大下誠一．2012a．モモ‘あかつき’樹体内に移行済みの放射性セシウムの次年度における分配．園学研．11（別2）: 353.
– reference: Renaud, P. and M. A. Gonze. 2014. Lessons from the Fukushima and Chernobyl accidents concerning the 137Cs contamination of orchard fresh fruits. Radioprotection 49: 169–175.
– reference: 佐藤, 守．2014．休眠期に汚染された落葉果樹における放射性セシウム移行メカニズムと吸収抑制対策．土肥誌．85: 103–106.
– reference: Antonopoulos-Domis, M., A. Clouvas and A. Gagianas. 1990. Compartment model for long-term contamination prediction in deciduous fruit trees after a nuclear accident. Health Phys. 58: 737–741.
– reference: Aoki, D., R. Asai, R. Tomioka, Y. Matsushita, H. Asakura, M. Tabuchi and K. Fukushima. 2017. Translocation of 133Cs administered to Cryptomeria japonica wood. Sci. Total Environ. 584–585: 88–95.
– reference: 見尾貞治・松本　勗．1979．木部放射組織の中に認められる細胞間隙の形態について．九州大学農学部演習林報告．51: 1–12.
– reference: 高田大輔・福田文夫・久保田尚浩．2008．栽培管理法の違いがモモ‘紅清水’の赤肉果発生と果実発育に及ぼす影響．園学研．7: 367–373.
– reference: Ehlken, S. and G. Kirchner. 2002. Environmental processes affecting plant root uptake of radioactive trace elements and variability of transfer factor data. J. Environ. Radioact. 58: 97–112.
– reference: Pröhl, G., I. Fiedler, H. Koch-Steindl, C. Leser and D. Treutter. 2003. Interzeption und translokation von radiocäsium bei obst und beeren. Bundesministerium für Umwelt, Naturschutz und Reaktorsicherheit, Bonn.
– reference: Sato, M., T. Takase and K. Yamaguchi. 2017a. Development of methods for collecting the stemfow on the trunk of trees contaminated with radioactive fallout. J. Agric. Meteorol. 73: 82–87.
– reference: Sato, M., D. Takata, K. Tanoi, T. Ohtsuki and Y. Muramatsu. 2015b. Radiocaesium transfer into the fruit of deciduous fruit trees contaminated during dormancy. Soil Sci. Plant Nutr. 61: 156–164.
– reference: Fromm, J. 2010. Wood formation of trees in relation to potassium and calcium nutrition. Tree Physiol. 30: 1140–1147.
– reference: 佐藤, 守・高瀬つぎ子・寺島顕一・小林奈通子・田野井慶太朗・山口克彦．2018．樹種，着果数および汚染葉の位置が葉から果実への放射性セシウム移行に及ぼす影響．園学研．17（別1）: 88.
– reference: 佐藤, 守・三田村　諭・渡邊善仁．2019b．果樹園土壌中137Cs垂直分布の経年推移及び下方移行要因．福島県放射線関連支援技術情報．〈http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/315497.pdf〉．
– reference: 高田大輔・安永円理子・田野井慶太朗・中西友子・佐々木治人・大下誠一．2012e．放射性降下物に起因した果樹樹体内放射性核種の分布（第4報）―モモ樹体内における放射性セシウム含量とその分布について―．RADIOISOTOPES．61: 607–612.
– reference: 環境省．2019．放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料．上巻　放射線の基礎知識と健康影響　平成30年度版．p. 173．
– reference: Takata, D. 2016. Translocation of radiocesium in fruit trees. p. 119–143. In: T. M. Nakanishi and K. Tanoi (eds.). Agricultural implications of the Fukushima nuclear accident. The first three years. Springer, Tokyo.
– reference: 佐藤真理・関澤春仁・村上敏文・八戸真弓・濱松潮香．2016．あんぽ柿干場の放射性セシウム汚染状況及び干場における二次汚染リスク．福島農総セ研報．放射性物質対策特集．2: 1–6.
– reference: 佐藤, 守・阿部和博・山口奈々子・瀧田克典・湯田美菜子・額田光彦・佐久間宣昭・安部　充・大野剛・菊永英寿・大槻　勤・村松康行．2012．落葉果樹の葉および果実中放射性Csの経時的推移および移行係数．園学研．11（別1）: 152.
– reference: Pfautsch, S., J. Renard, M. G. Tjeolker and A. Salih. 2015. Phloem as capacitor: radial transfer of water into xylem of tree stems occurs via symplastic transport in ray parenchyma. Plant Physiol. 167: 963–971.
– reference: IAEA. 2010. Handbook of parameter values for the prediction of radionuclide transfer in terrestrial and freshwater environments. Technical reports series No.472. IAEA, Vienna.
– reference: 佐藤, 守・渡邊善仁・高瀬つぎ子・高田大輔・山口克彦．2019c．山間地ユズ園における137Csの果実への移行要因の検証および汚染量診断法の開発．園学研．18（別1）: 69.
– reference: 関澤春仁・佐藤真理・相原隆志・村上敏文・八戸真弓・濱松潮香．2016a．カキ果実におけるへたを経由した放射性セシウム-137の移行．RADIOISOTOPES．65: 129–135.
– reference: 高田大輔・安永円理子・田野井慶太朗・中西友子・佐々木治人・大下誠一．2012c．放射性降下物に起因した果樹樹体内放射性核種の分布（第2報）―原子力発電所事故当年における土壌からの放射性Csの移行について―．RADIOISOTOPES．61: 517–521.
SSID ssib023157743
ssib002484428
ssib002222680
ssib007525185
ssib006262433
ssj0059804
Score 2.2124236
Snippet 福島県の2010年の果実産出額は292億円（2010年農林水産省統計値）で，モモ，リンゴ，カキ，ナシ，ブドウなどが主要な樹種である．その中で，“蜂屋”（“甲州百目”の異名）を...
福島県の2010年の果実産出額は292億円(2010年農林水産省統計値)で，モモ，リンゴ，カキ，ナシ，ブドウなどが主要な樹種である。その中で，“蜂屋”(“甲州百目”の異名)を主な...
SourceID affrit
jstage
SourceType Open Access Repository
Publisher
StartPage 97
SubjectTerms あんぽ柿
東京電力福島第一原発事故
樹皮汚染
発芽前汚染
落葉果樹
Title 果樹園の放射性セシウム汚染対策技術開発
URI https://www.jstage.jst.go.jp/article/hrj/19/2/19_97/_article/-char/ja
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030932443
Volume 19
hasFullText 1
inHoldings 1
isFullTextHit
isPrint
ispartofPNX 園芸学研究, 2020, Vol.19(2), pp.97-114
journalDatabaseRights – providerCode: PRVAFT
  databaseName: Open Access Digital Library
  customDbUrl:
  eissn: 1880-3571
  dateEnd: 99991231
  omitProxy: true
  ssIdentifier: ssj0059804
  issn: 1347-2658
  databaseCode: KQ8
  dateStart: 20020101
  isFulltext: true
  titleUrlDefault: http://grweb.coalliance.org/oadl/oadl.html
  providerName: Colorado Alliance of Research Libraries
link http://utb.summon.serialssolutions.com/2.0.0/link/0/eLvHCXMwnV3Nb9MwFI-qceGCQIAYDLQDPqGOOHES--hsqSYkkJA2aTcrn2Wt1E1Ve4DTKJzgxtAk0MTHBbjwdUKAtH-magYH_gfec5I2AoQYPUTO68vze36u_Xuu_WIYlwFUcJYys8kSDgFKHNNmFHO4zWCys7kbJSmeRr5-w11dZ9c2nI1G40dt19JwEC3Fd_54ruR_vAo08Cuekj2CZ6dCgQBl8C9cwcNw_Scfk8AlIiBiGQuSE1-QwMFbYZHABpBIZKB5GPED_Mo3CWdI4SaRnuaxiO9XhYoiXV2wiTSR2adESC2nRYSNcmRLC_SIXCHC1QIlygw4kVTzCKRzH3mEIOVqQPUPQK-dbrbD7vBKN-11bw-HldfxMekTwfVjDNWFHqArZFpfMBGMYzN-4AENdMXCQ66KPyCc18WCNtLSxgRTNhdrko6W4hNOZ_yuNoPq1oQmWyn4PbRbsvpCiWXWRnUb01G4RY746bAvat3bqo3hxX7hEg3Q4ojrrxMNAEdMeHGrD1ONWKqe-D1vd5b1Y9XeUp1tZVKFCa44xYwHxywPgBHuIbhZi_bg49aGU4g1LTZD44DEHQDrU6DhCG4W72wurSsSZ6FqV6eKAbBCJTYxbOpAvFHtVdTwae2kcaKMexZl0YlPGY1OeNoQ-bP9_M3nyf6j8d13-eODyYf7-c7r8ejrePRpPHo1vvci__g0f747eX9w-HYvf7Dz7eXu972Hh0--nDHWW8Ha8mqzfJdHMwQEbTeZkwidecFK7QyiEDuxktCNkyTLAHEy5iUMqW7EExo6whZOxs0wc2KaiSwKI_usMdfb6qXnjMWUpSYPM8-J7YjFlIYwpzhJYoY0daENo3nDLExWYbs_W5pWf3HIvOEUjaO2ixwvqvxNK2hIRYWy8CK8KRmPRKpOeP7oVV0wjmPnLFbxFoy5QX-YXgRcO4gu6d7wE4HLi_w
linkProvider Colorado Alliance of Research Libraries
openUrl ctx_ver=Z39.88-2004&ctx_enc=info%3Aofi%2Fenc%3AUTF-8&rfr_id=info%3Asid%2Fsummon.serialssolutions.com&rft_val_fmt=info%3Aofi%2Ffmt%3Akev%3Amtx%3Ajournal&rft.genre=article&rft.atitle=%E6%9E%9C%E6%A8%B9%E5%9C%92%E3%81%AE%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0%E6%B1%9A%E6%9F%93%E5%AF%BE%E7%AD%96%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%96%8B%E7%99%BA&rft.jtitle=Engeigaku+kenkyuu&rft.au=%E9%AB%98%E7%94%B0%2C+%E5%A4%A7%E8%BC%94&rft.au=%E4%BD%90%E8%97%A4%2C+%E5%AE%88&rft.au=%E9%96%A2%E6%BE%A4%2C+%E6%98%A5%E4%BB%81&rft.au=%E6%A1%91%E5%90%8D%2C+%E7%AF%A4&rft.date=2020&rft.issn=1347-2658&rft.volume=19&rft.issue=2&rft.spage=97&rft.epage=114&rft_id=info:doi/10.2503%2Fhrj.19.97&rft.externalDocID=oai_affrc_go_jp_01_00928171
thumbnail_l http://covers-cdn.summon.serialssolutions.com/index.aspx?isbn=/lc.gif&issn=1347-2658&client=summon
thumbnail_m http://covers-cdn.summon.serialssolutions.com/index.aspx?isbn=/mc.gif&issn=1347-2658&client=summon
thumbnail_s http://covers-cdn.summon.serialssolutions.com/index.aspx?isbn=/sc.gif&issn=1347-2658&client=summon