農村整備の展開と交通

国土の大半を占める農村地域では, 土地・集落システムの形成を目指すべきである。その場合, これまで整備されてきた各種施設・土地を有効に生かしてゆくには, それらを結びつけてゆく交通条件の整備が今後の農村整備の基本となる。 まず, 広域化した農産物流通に対応した物流システム形成のための物流基礎施設である道路網と情報システムの整備が, さらに, 農村に居住する人々とくに交通弱者といわれる人々のための生活交通に対応した安全な道路交通条件の整備を進めるべきである。...

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Published inNōgyō Doboku Gakkai-Shi Vol. 59; no. 1; pp. 1 - 6,a1
Main Author 今井, 敏行
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 農業農村工学会 01.01.1991
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ISSN0369-5123
1884-7188
DOI10.11408/jjsidre1965.59.1

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Summary:国土の大半を占める農村地域では, 土地・集落システムの形成を目指すべきである。その場合, これまで整備されてきた各種施設・土地を有効に生かしてゆくには, それらを結びつけてゆく交通条件の整備が今後の農村整備の基本となる。 まず, 広域化した農産物流通に対応した物流システム形成のための物流基礎施設である道路網と情報システムの整備が, さらに, 農村に居住する人々とくに交通弱者といわれる人々のための生活交通に対応した安全な道路交通条件の整備を進めるべきである。
Bibliography:ZZ00014130
421972
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.59.1