雇用劣化下における「近畿型地域労働市場」の賃金構造 長野県宮田村の2009年~2019年を対象として

本研究は,同一地域の継時的な分析によって賃金構造の変化を実証しうる宮田村を対象として,農家世帯員における賃金構造の変化を分析する。2009年と2019年との賃金構造を比較することで,かつての「近畿型」地域の賃金構造が,雇用劣化によってどのように変質しているのかを明らかにし,「近畿型の崩れ」が実証できるか検討する。...

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Published inNōgyō keizai kenkyu Vol. 93; no. 4; pp. 373 - 376
Main Author 澁谷, 仁詩
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本農業経済学会 25.03.2022
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ISSN0387-3234
2188-1057
DOI10.11472/nokei.93.373

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Summary:本研究は,同一地域の継時的な分析によって賃金構造の変化を実証しうる宮田村を対象として,農家世帯員における賃金構造の変化を分析する。2009年と2019年との賃金構造を比較することで,かつての「近畿型」地域の賃金構造が,雇用劣化によってどのように変質しているのかを明らかにし,「近畿型の崩れ」が実証できるか検討する。
Bibliography:941808
ZZ00015633
ISSN:0387-3234
2188-1057
DOI:10.11472/nokei.93.373