都市ごみと家畜ふんの中温乾式メタン混合発酵
都市ごみを主体として、これに家畜ふん(豚ふん)を混合させた中温乾式メタン発酵の基礎発酵特性を明らかにすることを目的として投入負荷を変動させて発酵実験を行い、投入負荷量とバイオガス発生量の関係および投入限界負荷量を求めた。ガス収率は0.3mL/g-VSaddedであり、投入限界負荷と有機物分解率はそれぞれ6g-VS/kg汚泥・day、39%の結果を得た。ガス発生量(y)と有機物負荷(x)の関係はy=0.3xであった。中温乾式メタン発酵は都市ごみと家畜ふんの資源化処理のための有効な一手段となることを確認した。...
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Published in | Nōgyō Kikai Gakkaishi Vol. 70; no. 2; pp. 72 - 79 |
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Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | English Japanese |
Published |
01.03.2008
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0285-2543 |
DOI | 10.11357/jsam1937.70.2_72 |
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Summary: | 都市ごみを主体として、これに家畜ふん(豚ふん)を混合させた中温乾式メタン発酵の基礎発酵特性を明らかにすることを目的として投入負荷を変動させて発酵実験を行い、投入負荷量とバイオガス発生量の関係および投入限界負荷量を求めた。ガス収率は0.3mL/g-VSaddedであり、投入限界負荷と有機物分解率はそれぞれ6g-VS/kg汚泥・day、39%の結果を得た。ガス発生量(y)と有機物負荷(x)の関係はy=0.3xであった。中温乾式メタン発酵は都市ごみと家畜ふんの資源化処理のための有効な一手段となることを確認した。 |
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Bibliography: | 752882 ZZ00015065 |
ISSN: | 0285-2543 |
DOI: | 10.11357/jsam1937.70.2_72 |