ファームポンド容量とその調整機能について 農業用水利用構造に関する実証的研究 (V)

ファームポンド容量は現在15~20m3/haで設計される例が多いが, この容量では不足するという声も強い。そこでM用水のCファームポンド (27.39ha, ハウス24%, 普通畑76%の混在) を対象に検討した。この結果, ファームポンド容量とその調整機能は, ファームポンドへの流入量の大・小との相対関数的性格を強くもつが, 20m3/haの容量は現状の配水量 (末端施設容量の4割) を前提にすれば, かなり妥当性が高いこと, 等々を明確にした。...

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Published inNōgyō Doboku Gakkai ronbunshū Vol. 1982; no. 99; pp. 8 - 16,a1
Main Authors 斉藤, 政満, 駒村, 正治, 江崎, 要, 竹中, 肇
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 農業農村工学会 25.06.1982
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ISSN0387-2335
1884-7234
DOI10.11408/jsidre1965.1982.99_8

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Summary:ファームポンド容量は現在15~20m3/haで設計される例が多いが, この容量では不足するという声も強い。そこでM用水のCファームポンド (27.39ha, ハウス24%, 普通畑76%の混在) を対象に検討した。この結果, ファームポンド容量とその調整機能は, ファームポンドへの流入量の大・小との相対関数的性格を強くもつが, 20m3/haの容量は現状の配水量 (末端施設容量の4割) を前提にすれば, かなり妥当性が高いこと, 等々を明確にした。
Bibliography:ZZ00015250
260295
ISSN:0387-2335
1884-7234
DOI:10.11408/jsidre1965.1982.99_8