農道整備の実際 (その8・最終講) 農道をめぐるいくつかの課題

農道事業は今後とも重要な位置を占めると予想されているが, 同時に多くの検討課題を有している。そのなかから, とくに設計基準などに示されていないいわゆる特殊農道を取上げてその特色を述べると共に, 急傾斜地の農道に関する留意点を林道の事例を通じて示した。さらに農道事業が今後検討を深める必要のある環境保全との対応や景観整備との関連についても, 事例を通じて提示した。そのことにより, 農道に関する多くの課題が残されていて, 体系的な研究体制が必要であることを述べた。...

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Bibliographic Details
Published inNōgyō Doboku Gakkai-Shi Vol. 58; no. 8; pp. 821 - 825,a2
Main Author 今井, 敏行
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 農業農村工学会 01.08.1990
Subjects
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ISSN0369-5123
1884-7188
DOI10.11408/jjsidre1965.58.8_821

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Summary:農道事業は今後とも重要な位置を占めると予想されているが, 同時に多くの検討課題を有している。そのなかから, とくに設計基準などに示されていないいわゆる特殊農道を取上げてその特色を述べると共に, 急傾斜地の農道に関する留意点を林道の事例を通じて示した。さらに農道事業が今後検討を深める必要のある環境保全との対応や景観整備との関連についても, 事例を通じて提示した。そのことにより, 農道に関する多くの課題が残されていて, 体系的な研究体制が必要であることを述べた。
Bibliography:420203
ZZ00014130
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.58.8_821