膜型人工肺
膜型肺の小型簡易化および長時間運転を目標として間激加圧型多管式膜型肺を試作した. 人工肺ガス排出口に間歓加圧装置をつけ透過膜チューブに拍動を与えると人工肺内血流動態を改善し酸素加能の向上をみた. また透過チューブの拍動はPlasma stagnantによる“目づまり現象”を防ぎ, 経時的酸素加能の低下をみない, この現象はヘパリン生食水による透過膜チューブの洗滌で酸素加能が回復する事からも証明できた. 動物を用いての完全体外循環で満足すべき成果を得た....
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| Published in | Jinko Zoki Vol. 1; no. 3; pp. 193 - 198 |
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| Main Authors | , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本人工臓器学会
1972
JAPANESE SOCIETY FOR ARTIFICIAL ORGANS |
| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0300-0818 1883-6097 |
| DOI | 10.11392/jsao1972.1.193 |
Cover
| Summary: | 膜型肺の小型簡易化および長時間運転を目標として間激加圧型多管式膜型肺を試作した. 人工肺ガス排出口に間歓加圧装置をつけ透過膜チューブに拍動を与えると人工肺内血流動態を改善し酸素加能の向上をみた. また透過チューブの拍動はPlasma stagnantによる“目づまり現象”を防ぎ, 経時的酸素加能の低下をみない, この現象はヘパリン生食水による透過膜チューブの洗滌で酸素加能が回復する事からも証明できた. 動物を用いての完全体外循環で満足すべき成果を得た. |
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| ISSN: | 0300-0818 1883-6097 |
| DOI: | 10.11392/jsao1972.1.193 |