上顎左右側切歯の舌側転位および正中線の偏位を伴うAngle III級叢生症例

「治療前資料採取年月日」 2019年6月1日 18歳9か月 女 「動的治療開始年月日」 2019年7月20日 18歳10か月 「主訴」 がたがたの歯並びを治したい 「現病歴・既往歴」 特記事項なし 「顔貌所見」 側貌より下口唇の突出感を認めた. 正貌より下顎は左方に偏位し非対称. 「口腔内および模型所見」 Angle Class R:III L:III, overjet +2.3mm overbite +0.8mm 上下顎前歯部叢生, 上顎左右側切歯舌側転位によるcrossbite, 下顎の正中は上顎の正中に対し3.0mm左方に偏位していた. Arch length discrepancy(上...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本舌側矯正歯科学会会誌 no. 33; pp. 78 - 80
Main Author 奥田友理子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本舌側矯正歯科学会 01.05.2023
Online AccessGet full text
ISSN1883-6216

Cover

More Information
Summary:「治療前資料採取年月日」 2019年6月1日 18歳9か月 女 「動的治療開始年月日」 2019年7月20日 18歳10か月 「主訴」 がたがたの歯並びを治したい 「現病歴・既往歴」 特記事項なし 「顔貌所見」 側貌より下口唇の突出感を認めた. 正貌より下顎は左方に偏位し非対称. 「口腔内および模型所見」 Angle Class R:III L:III, overjet +2.3mm overbite +0.8mm 上下顎前歯部叢生, 上顎左右側切歯舌側転位によるcrossbite, 下顎の正中は上顎の正中に対し3.0mm左方に偏位していた. Arch length discrepancy(上顎:-9.7mm, 下顎:-5.6mm) 「頭部エックス線規格写真所見」 (側貌)骨格系はSNA 84.8°, SNB 81.7°, ANB +3.1°の骨格性I級である. FMA 32.5°でFacial typeはMesio typeである.
ISSN:1883-6216