予後不良の上顎左側第一大臼歯を有するアングルI級症例

「治療前資料採取日」 2019年6月28日 21歳10か月 男 「動的治療開始時」 2019年9月27日 22歳1か月 「主訴」 左上の奥歯が悪くなってしまったことと, 下の前歯のガタガタ 「現病歴・既往歴」 特記事項なし 「顔貌所見」 側貌はstraight profile. スマイル時口角が左上がりであるが, 過度な歯肉露出は認められなかった. 「口腔内および模型所見」 Angle Class R:I, overjet(R)+6.5 (L)+4.5mm overbite (R)+5.5 (L)+3.0mm 上顎前歯正中に対して下顎前歯正中は左方へ1.0mm偏位していた. 上顎左側第一大臼歯...

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Published in日本舌側矯正歯科学会会誌 no. 34; pp. 100 - 101
Main Author 高柳譲司
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本舌側矯正歯科学会 01.05.2024
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ISSN1883-6216

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Summary:「治療前資料採取日」 2019年6月28日 21歳10か月 男 「動的治療開始時」 2019年9月27日 22歳1か月 「主訴」 左上の奥歯が悪くなってしまったことと, 下の前歯のガタガタ 「現病歴・既往歴」 特記事項なし 「顔貌所見」 側貌はstraight profile. スマイル時口角が左上がりであるが, 過度な歯肉露出は認められなかった. 「口腔内および模型所見」 Angle Class R:I, overjet(R)+6.5 (L)+4.5mm overbite (R)+5.5 (L)+3.0mm 上顎前歯正中に対して下顎前歯正中は左方へ1.0mm偏位していた. 上顎左側第一大臼歯は残根状態を呈しており, 上顎前歯正中離開と下顎前歯部叢生を認めた. 「頭部エックス線規格写真所見」 SNA 89.0°, SNB 84.0°, ANB 5.0°と骨格性I級.
ISSN:1883-6216