咬合彎曲と顎口腔機能の関連性に関する臨床的研究
本研究は, 咬合彎曲の形態的, 機能的な重要性を明らかにする目的で, 咬合彎曲の矢状面的および側方的形態に関し, 健常者と顎口腔機能異常患者を対象に分析し, 咬合彎曲の形態的特徴と咀嚼運動との関連性について検討したものである. その結果, 咬合彎曲の強さは顎口腔機能異常との関連性を認め, 矢状面的および側方的咬合彎曲の強さが, 咀嚼運動のリズムや安定性および開閉口経路の形態に反映されることが明らかにされた....
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          | Published in | 日本顎口腔機能学会雑誌 Vol. 1; no. 1; pp. 133 - 139 | 
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| Main Authors | , , , , , , , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            日本顎口腔機能学会
    
        21.12.1994
     | 
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| ISSN | 1340-9085 1883-986X  | 
| DOI | 10.7144/sgf.1.133 | 
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| Summary: | 本研究は, 咬合彎曲の形態的, 機能的な重要性を明らかにする目的で, 咬合彎曲の矢状面的および側方的形態に関し, 健常者と顎口腔機能異常患者を対象に分析し, 咬合彎曲の形態的特徴と咀嚼運動との関連性について検討したものである. その結果, 咬合彎曲の強さは顎口腔機能異常との関連性を認め, 矢状面的および側方的咬合彎曲の強さが, 咀嚼運動のリズムや安定性および開閉口経路の形態に反映されることが明らかにされた. | 
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| ISSN: | 1340-9085 1883-986X  | 
| DOI: | 10.7144/sgf.1.133 |