CTシミュレーション(GE Advantage Sim)におけるMR画像のFusion誤差の基礎的検討

【目的】CTとMRのFusion画像の位置的誤差を求め, 治療計画上の実用性を検討する. 【方法】頭部ランドファントムのCT画像(スライス厚2.5mm)をベースに, 添付ソフトのタイル機能を用いてファントム内小孔を半円様に加工して, アキシャル像にてMR画像との誤差を求める. また, CT画像に対して頭側, 足側に各15度傾けたMR画像を撮像し, 自動整列化後の場合も同様にして計測する. 【結果】水平, 垂直方向ともいずれの場合も誤差2.5mm以内であった. 【まとめ】不可避的に発生する誤差量を把握した上で使用するならば実用的有用性は高いと考えられる....

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Published inTHE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL Vol. 52; no. 3; p. 222
Main Authors 宮田治郎, 高木信樹, 宇梶智人, 小林洋一, 尾池真弓, 武田久, 高橋雅彦, 大山功, 塩島和美
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 北関東医学会 01.05.2002
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ISSN1343-2826

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Summary:【目的】CTとMRのFusion画像の位置的誤差を求め, 治療計画上の実用性を検討する. 【方法】頭部ランドファントムのCT画像(スライス厚2.5mm)をベースに, 添付ソフトのタイル機能を用いてファントム内小孔を半円様に加工して, アキシャル像にてMR画像との誤差を求める. また, CT画像に対して頭側, 足側に各15度傾けたMR画像を撮像し, 自動整列化後の場合も同様にして計測する. 【結果】水平, 垂直方向ともいずれの場合も誤差2.5mm以内であった. 【まとめ】不可避的に発生する誤差量を把握した上で使用するならば実用的有用性は高いと考えられる.
ISSN:1343-2826